英国ロイヤル・バレエ&オペラ、人員64名を削減

イギリスを代表する歌劇場、ロイヤル・バレエ&オペラで64名の人員削減のニュースです。

いわゆるIT起業とか大企業の大幅な削減と比較すると数字としてのインパクトは薄い、と感じられるかもしれません。しかし、64という数字は、ギリギリのカツカツで回している、あるときはワンオペ!(これは自分の事も指しますオホンオホン、ゲフッゲフッ)というような場合においてはとても大きなものです。オペラハウスはこの業界的には比較的大きい、というか最も巨大な部類に入りますが、それでも。

現在の職員数は1,169名ということなので、およそ5.7%にあたります。辞職する方々のうち9名は強制的な人員整理(解雇)で、残りは希望退職や自然減(定年とかかと)で対応されるとのこと。現在も協議は続いていて、ほぼ終了はしているものの、来場者対応部門(具体的には案内係など表周りの仕事とチケットセンター)についてはいまも協議中とのことです。きみクビね、とか言われたらきついですね。はあ、さいざんすか。では済まない。

では減った数をどうやって補うかというと、案内係に関しては補助のボランティアを増やす、シフトを週単位から月単位へ変更する(これによりシフト数を減らし出費を抑えることのようです。どうやるのかはわからないですけれど)、ということのようです。劇場に通いまくってどこに何があるのかすっかりご存じな方もおられて、そのような方のボランティアはありがたいとは思いますけれど、純粋に仕事として勤める方のポジションを奪うということになると複雑な感情が生まれます。あとボランティアの方は、あくまで善意ベースであって、なんか今日はやる気出ないから休むね、ほなね、とかそういうことにもなるかもしれず、やや不安定なことになりがちかもしれません。

同カンパニーの広報によりますと、現時点での財務状況は健全ではあるが、将来的な持続可能性を確保するためにいま行動しなければならない、ということだそうです。すでにイングリッシュ・ナショナル・オペラやグラインドボーンは補助金カットの影響を受けており、ロイヤル・オペラも対岸の火事ではないということです。悠長にかまえてはいられない。

よりよい成果を生むため、そして赤裸々ですが、よりお金を生み、持続可能な将来ため、日々精進、一歩一歩前へ。より前へ。この精神で我々も日々、できることをやっていかねばならないですね。今朝も走ってきたよ誰か褒めて!(全然関係ない)

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