フランスの公共ラジオ放送France Musiqueは300箇所のFM送信拠点を失う

フランスの公共ラジオFrance Mueiqueは全国あちこちにある送信拠点のうち300箇所の権利を返上、電波が止まるということだそうです。それら拠点では別の電波が今後飛ぶことになり、FMラジオでクラシック音楽を聴く機会が減る、ということのようです。

300箇所というのは全送信拠点のうちおよそ72%にも値する。とはいうものの、人口カバー率はそれでも70%にとどまり、比較的都市圏の拠点が引き続き利用されるということになります。田舎のほう、人が少ないところがダメになるということで、いわゆる公平性という観点からみれば厳しい事になります。

ヨーロッパではAMでもFMでもないDAB+(デジタル・オーディオ・ブロードキャスト・プラス)という放送もあって、こちらの人口カバー率は現在70%を超えていて、新車の98%に搭載されている。今年末の目標カバー率は80%ということだそうで、DAB+の受信機があればOKという地域もあるのでしょう。

もちろんそれとは別にインターネットラジオ(ラジコみたいなやつ)もありますので、インターネットラジオを使えば、ネットが入りさえすれば全国どこでもOK。さらにオンデマンドなどもつかって、見逃し配信、ラジオだから聴き逃しですが、それも可能。

とはいえ高齢者など、慣れ親しんだFM放送が消えるのは大きな改変ということになるので、少なからぬ動揺もありそうです。私も高校生の頃は一生懸命ラジオ番組をカセットに録音して繰り返しきいたものですなあ。積み上げられたカセットテープ。昭和ですなあ。FM放送が消えるとか、時代ですかね。

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