ブルージュ国際古楽コンクール、とある審査委員の服装

帰国いたしました。飛行機の中では眠れない方なので、2時間ぐらい寝たかな、みたいな感じではありました。寝不足がたたって昨晩はもう眠くて眠くて眠くて気が付けば眠っており、朝でした。回復したようです。

さて、ブルージュ国際古楽コンクールで今回とても興味深かった点のひとつに審査委員の服装があります。全員のではなく、特定のとある審査委員です。おひとりさま、見た目は頓着しないというか、むしろ却ってだらしない風を装っていて、これはいわゆるひとつの、わざとだな、露悪的というか、こういう尖った感じで行くぞオラ!という雰囲気がみられまして(判る方はどなたのことを指しているのかすぐお分かりになると思います)、端正でなければならぬとか、こうでなければ、といった硬直した前例主義みたいなものをぶっこわしてくれている印象を受けました。

セミファイナルの結果発表で赤いショートパンツを穿いていたのにも度肝を抜かれました(いわゆるスネハラに該当する!)。ファイナルの時はさすがにワイシャツ風の服装をされていましたが、ボタンはすべてはだけていて、下からタンクトップが見えていて、だらしないことこの上ない。さらに足元はつっかけで、ときどきそのつっかけも脱げてしまっていて裸足が露出している。結果発表もそのつっかけで。ジーザス・クライスト。

ここまでくるとさすがにぐっとくるものもございまして、どうかと思うところもありつつ(個人的な感想です)、サッカーとかものすごいみんなタトゥーをしていたりしますし、そこまで自由である必要もありませんけれど、もう少し、クラシック音楽の演奏家のファッションもコンサバすぎなくてもいいよねとも思います。

昨年フランスで、モヒカンでタトゥーがバーンバーン!!!という古楽演奏家に出会ったことがあります。フランス人オルガニストにその人のことを、名前は忘れたけどこういう人に出会ったことがあって、と言ったらしっかり知っていて、あ、それは○○だな、自分の知っている限り一人しかそういう人はいない、とニヤニヤ笑って言っていて、そうやって記憶して貰えるのであればそれはそれでいいことなのかもしれません。

なんかこう、見た感じがつるっとしていて可も無く不可も無く、個性が感じられない、ということであると、なかなか難しいかもしれませんね。

とはいえ、個性は外見ではなくて、実際の演奏の中身が伴ってこそ意味があるので、そこのところは要注意ですね。自分を磨こうぜ!

コメント

コメントする