2023年2月– date –
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1731年製グァルネリ・デル・ジェス、オークション史上最高額更新か?
3月16日にニューヨークの高名なオークションハウス、タリシオで競売にかけられるヴァイオリン、それが、ババーン!! グァルネリ・デル・ジェス、1731年《バルティック》 であります。1979年から中国出身(アメリカ在住)のSau-Wing Lam氏とその家族が所有... -
創業267年、イギリス最古の楽器屋が来月閉店
おそらく、と但し書きはつくわけですけれども、英国で最も古いとされる楽器屋で楽譜やレコードなんかも扱ってきたお店、バンクス・ミュージックルームが3月17日をもって閉店するそうです。 https://www.bbc.com/news/articles/cx79el43lz8o 厳しいですね。... -
ダニエル・ハーディングはいまどこに?中国に
昨日に続きダニエルネタです。ダニエルのインフレーションです。とはいえダニー・バレンボイムではなく、ダニエル・ハーディングです。同じく指揮者です。しかし今日のダニエルはエールフランスのパイロットだったりします。 どちらかというと根無し草的な... -
バレンボイム、来月はピアノ・リサイタルでヨーロッパ・ツアー
私がヨーロッパからの噂で聞いていたのは、ピアノは弾けるかもしれないが指揮は無理だろうというも・・・あれ、逆だったかな。指揮は出来るかもしれないがピアノは無理、だったかな。 それも今となってはどちらでもよろしい。なぜなら、どちらにも戻ってき... -
音楽は薬である
皆様は音楽がお好きですか。好きだからこのブログを読んでいるんじゃねーか、というお言葉が返ってきそうです。いや、でも普段からあまり意識的に音楽好きだよな自分、と思われることもあまりないかもしれません。 しかし本日、私はちょっといい話を聞いた... -
ブーレーズが所有していた美術品、約100点がオークションに
ピエール・ブーレーズと言えば、20世紀を代表する・・・・ピンポーン!!指揮者! 正解!! ピエール・ブーレーズは一度だけライブで、指揮をしているのを見たことがあって、最後にトークもあったんですが、ともかく声が素晴らしかったのを覚えていますね... -
【追記:危機は回避、むしろオケの存在の大きさが広く明らかになる結果に】ウィーン放送交響楽団が存続の危機
※以下ブログで紹介したウィーン放送響の存続の危機は回避されましたのでその旨追記いたします。予算カット案が明らかになると同時に世界各地から猛反対の声が上がりました。これを受けて解散の危機は回避されました。この騒ぎによりウィーン放送交響楽団が... -
イングリッシュ・コンサートのヘンデル全曲プロジェクト始動
さて問題、イングリッシュ・コンサートといえば?はい!トレヴァー・ピノック!!ブブー。 はい!!アンドルー・マンゼ!!ブブー。はい!!ハリー・ビケット!! 正解は、ハリー・ビケット。 ちなみに上の全員正解なんですが、ハリー・ビケットが2007年か... -
バーチャルリアリティを用いてオペラ制作
フィンランド国立歌劇場ではデジタルツインと呼ばれるバーチャルリアリティの技術を用いて、オペラを制作しているそうです。そう、いままさに上演中の「トゥーランドット」もそれを使っている。ハンヌ・リントゥも仰天や!(仰天したかどうかは存じて居り... -
「ナブッコ」一日3公演
本当に世の中はいろいろなことが起こりうるし、事実は小説よりもはるかはるか奇でありますし、何が起こっても驚かない耐性はすっかりついっちまって、むしろ何が来ても、あっそう?ぐらいで終わってしまうんですよ。そう、すっかりピュアなあの青春の時代... -
ベルリン・フィルに史上初の女性コンサートマスターが誕生
栄光のベルリン・フィル。141年のその歴史上、女性のコンサートマスターはゼロだった。そう、これまではね。 世界中のオケマンが一目も二目も三目も四目も置く名誉ある職に、ついに女性が就任。ラトビアのユルマラ出身、ヴィネタ・サレイカ=フォルクナー... -
罪を憎んで人を憎まず?
先週の土曜に起こった事件、すなわちドイツの著名振付家マルコ・ゲッケが、自作をけなした批評家の顔に犬の糞を塗りつけたという事件はかつてなく衝撃的でした。 日本でもニュースで読めるのでこことかご覧になっていただければと思うのですけれども簡単に...