2025年6月– date –
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ニューヨーク・タイムズ紙が選ぶ今年前半のベスト公演9選
なんで10と違うんですか。もやもやしますね、もやりますよこれは、どうして9なのか、そこには哲学的な問いが潜んでいるに違いない。3x3は9だから?それとも、4+5で9だからだろうか?あるいはこれは、12-3なのかもしれない。 さあ存分に混乱していただいた... -
エストニアのチェリスト、テート・ヤルヴィ死去、67歳
音楽家一家というのはどれだけ世界中におられるのでしょうか。音楽を生業とするファミリーたち。クラシック音楽に絞ると、どれぐらいのお名前がヒットするのか、って思った事はありませんか。 でも意外といないというか、DNAは強いとは思いますものの、な... -
ユン・ゼン、ベルリン・フィル首席ホルンの試用期間を突破。
おめでとうおめでとう。なんど言ってもいいと思うんですよ。おめでとうございます、いやおめでとう。 中国出身のユン・ゼンがベルリン・フィルの首席ホルンに就任したというニュースが電撃のように駆け巡ったのはおよそ1年半前。だがそれはいわゆる試用期... -
ピアニストの脳の働きがリアルタイムで投影される特別公演が今年ヴェルビエ音楽祭で
脳っていうのはふしぎなものでして、灰色のぐにゃぐにゃが自分のスカルの内側に入っているだなんてなんとも言えないよね。ブルブル震えて崩れないようにしないといけないねそうだね。 どうして思考というものがあるのか、記憶とはなんなのか感情とはなんな... -
先駆者の死。アメリカのオーケストラ史上初の黒人演奏家、チャールズ・バレル104歳
ヴァイオリン・チャンネルがコントラバス奏者チャールズ・バレルの死を報じていました。誰?アメリカの主要オーケストラに初めて入団した黒人だそうです。104歳。 何にでも先駆者という人がいて、アメリカのオーケストラ業界にも当然いる。世界はいろいろ... -
アルフレート・ブレンデル、死す。94歳
大物中の大物。アルフレート・ブレンデルが死去。94歳。いい加減な私が生まれた年を記憶している数少ない人物の一人。1931年うまれ。フリードリヒ・グルダが1930年生まれなので、1歳ちがいだったんですよ。 2008年12月18日にウィーン楽友協会で最後の公演... -
メトロポリタン歌劇場のチケット販売率が伸び悩んだのは、観光客減少のため。
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のチケット販売率が予想より少なかったそうです。とくに最後の2ヶ月は当初の予測を下回ったそうです。海外からの観光客の数が大幅に減ったからだということだそうです。 2024-25シーズンのチケット販売率は総座席数に対... -
音楽家や音楽業界で働く人のメンタルヘルスを24時間365日サポートする取り組みが始まる
大丈夫です。 そんなあいまいな言葉が使われるのが日本語です。日本に生まれてよかったと私は思っていますけれど、しかし、あいまいなのはいけねえ。はいははい、いいえはいいえ、とキリストは言ったではないか!!多分ね。はいといいえがこう、ないまぜに... -
もっとチンゲンサイが食べたい?ならバッハを聴け
これまたチン説が出てきたと思ったんですけれど、って現在我が家ではダジャレが大はやりしているので生暖かい目で見守ってやってください。いや、もとネタもダジャレってるで。Bach-choiもとへPak choi(チンゲンサイ)とか書いてあるから。寒すぎて全身が... -
バレンボイム、パール平和賞2025を受賞、賞金1660万円
どげしたらええだか。 いきなりなまってしまってすいません。私は京都出身のふりをしていますけれど、いや、実際京都市の生まれ育ちですが、伏見区という、いわば洛外の出身であり、かつ両親は鳥取県西部出身という生い立ちですので、時々山陰の言葉もしゃ... -
パガニーニ国際コンクール出場者24名が発表
ヴァイオリンの鬼才中の鬼才ニコロ・パガニーニの生まれた街、ジェノヴァは海に面しています。いっぺんだけ行ったことがあります。博物館に行って、パガニーニが弾いていたグァルネリ《カノーネ》も見たし、なぜか水族館にも行ったのであった。 あのときは... -
ロサンゼルス・フィルの公演が、グラーツの公演が中止
世の中が平和になりますように、という祈りは届くのかというと、なかなか届かないような気がしていて、一人一人の出来ることには限界がありますけれど、暴力に関するニュースを目にすると、反面教師というか、自らの、そして家族の行動や言動に関して、よ...
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