リッカルド・ムーティ、フランス国立管弦楽団の名誉指揮者に

数々の栄光に彩られたリッカルド・ムーティ。ムーティというとどこのイメージがありますでしょうか。フィルハーモニア、フィラデルフィア、スカラ座、シカゴ、このあたりでしょうか。ウィーン・フィルとの結びつきも強いですね。日本では東京春音楽祭でおなじみ。

いまもう84歳でどこからどうみても大家であります。大家あるある、テンポが遅い、と言われることもあります。去年ウィーン・フィルのザ・グレートを聞かせていただく機会がありましたけれど、たしかにゆったりとしていました。

しかし若い頃の指揮を見るとめちゃくちゃエネルギッシュでびっくりします。そんなに腕振り回して大丈夫か。ちぎれるのでは。そう思うこともあります。ちぎれるって。

「いまの若者は動きが大きすぎる。」(ムーティ談)お前もな。だが、これをどなたか、躊躇無くご本人に言える、という方が居られたら1000万ボルさしあげます(ボルってどこの通貨や)。1万ボル札で鼻をかんだら痛かったなあ。

このたび、フランス国立管弦楽団の名誉指揮者になった、というニュースでして、パリにそんなに行っていたイメージをもたなかったのですが、定期的な結びつきがあったのですね。フランス国立管弦楽団がどのオーケストラか、すぐにぱっと思い浮かびますでしょうか。フランス放送フィルとは別のオーケストラです。マゼールやらデュトワやらガッティらが率いてきたオーケストラで、来年からはフィリップ・ジョルダンが音楽監督になります。

ムーティが初めて客演したのは1980年3月11日のシャンゼリゼ劇場。そのとき、私は2歳だった(いきなり自分語りをぶちこむな)。その後ずっと、最も頻繁な客演指揮者の一人だったとあります。詳しい共演歴はフランス国立管弦楽団の公式サイトにあるのでお読み頂ければと思うのですが、何世代にもわたる音楽家たちに影響を与え、いまに至るまでインスピレーションを与え続けている。とあります。

フランス国立管弦楽団もムーティとの関係がますます深まり良好なものとなることを願って三三七拍子。

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