いよいよアジア出身の首席奏者が登場か!本当だとするとこれは大きなニュースです。ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席ヴィオラオーディションを、中国、上海出身のユー・スン(Yu Sun。なおスンが名字です)が突破したのではないかという情報です。22日にオーディションが行われ、結果が出たようです。
これはつまり、将来ウィーン・フィルの首席ヴィオラ奏者になる可能性も開かれたということになります。ややこしいのですが、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のオーディションに受かると、ウィーン・フィルの団員になれる可能性も出ます。全員がウィーン・フィル団員になれるわけではないのですが、首席として受かったのであればウィーン・フィル団員、首席奏者になる可能性は十分にあるということになるかと思います。なおウィーン・フィルの試用期間は3年です(ウィーン国立歌劇場のオーディションに受かってから3年)。
ただし、歌劇場からの正式発表はまだないのと、記事中で触れられている本人のメッセージというものも発見出来なかったので、もしこの情報が間違いだったら申し訳ございません。
ユー・スンは43歳。これまでの経験もかなり華々しく、バイエルン放響のヴィオラ奏者を経てバーゼル交響楽団の首席、2014年からはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の首席、2017年から香港フィルの首席、現在はチューリヒ・トーンハレ管の首席、ということだそうです。
ちょっと放浪癖があるようにも感じられますけれど、渡り歩いて、そのときどきの風に任せる、それもまたいいではないですか。木枯らし紋次郎さんのように。
若い頃はタベア・ツィマーマンに習っていて、ドイツ系の流れを汲んでいる。ベルリン・フィルには首席ヴィオラに中国出身のディヤン・メイがいるので、ベルリンとウィーンの両方に中国出身の首席ヴィオラ奏者がいる、という状態になりますね。
際立つ中国の強さ。日本も頑張ろうぜ!


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