ピアノ– tag –
-
アナトール・ウゴルスキ死す
アナトール・ウゴルスキがきのう、長く住んだドイツのデトモルトで亡くなったそうです。80歳。 EXZENTRIKER AM KLAVIER -BRhttps://www.br-klassik.de/aktuell/news-kritik/pianist-anatol-ugorski-gestorben-100.html 若い世代の人にとっては「ウゴルスキ... -
プレトニョフが作ったラフマニノフ国際管弦楽団とは何なのか
ロシア出身の大ピアニストで指揮者で作曲家のミハイル・プレトニョフが戦争後に祖国ロシアを出て、スロバキアの首都ブラチスラバに新しいオーケストラを作ったらしいと言うこと、そしてラフマニノフの名前がそこに冠されていることは知っていました。すな... -
リストが1847年に演奏したオデーサの歴史的ピアノ、空爆で被害
オデーサにが空爆を受け、大聖堂など様々な建物が被害を受けたという痛ましいニュースを目にしていましたが、「科学者の家」という1832年建築の建物も被害をうけたようです。そこにはピアノの歴史における偉人中の偉人、フランツ・リストが1847年に演奏し... -
韓国人の名前はどうやって読めばいいのか問題
シドニー国際コンクール2023の結果が出ました。韓国人が優勝です。おめでとうおめでとう。お名前はJeonghwan Kim。ふむ。もう一回書きますね。Jeonghwan Kimです。あなた、読める?わたし読めない。キムは読めます。でもJeonghwanが読めない。 Jeonghwan K... -
訃報:アンドレ・ワッツ(77)、アメリカのピアニスト
昨日は外山雄三氏の訃報があり、そしてアメリカではアンドレ・ワッツの訃報がありました。癌だったそうです。77歳。 Le pianiste André Watts est mort - Diapasonhttps://www.ledevoir.com/culture/musique/794554/1946-2023-le-pianiste-americain-andre... -
訃報:イエネー・ヤンドー
読めないは名前大好きです。 日本語の漢字の名前は読みにくい名前であることもしばしばあります。そういうのもいいんですが、私が大好きなのはアルファベットなのに、どうしてそう読むのっていう名前なんですよね。ローマ字とか英語とかで育ってきているん... -
「スマートグローブ」がピアノ演奏をアシスト
科学の進歩はどこまで行くのでしょう。どこまでも行くのでしょう。どこまでも行って欲しい。 このたびアメリカのフロリダ・アトランティック大学で開発されたのはAIを使ったスマートグローブ。このグローブは自然な指の動きをアシストし、指の曲げ伸ばしを... -
ピアニストは引退をすべきなのか、生涯現役であるべきか
指揮者は自分が音を出さないので、歳を取って弱ってしまっていても指揮をすることが可能と言えば可能です。ピアニストもまた、他のどの楽器より高齢でも演奏できるとするのが一般的です。実際に100歳近くになっても、あるいは100歳を超えてなお舞台に立つ... -
ヴァン・クライバーン国際ジュニア、韓国人15歳が制す
アメリカで開催されている、ピアニストのための国際コンクールで恐らく最も有名なのがヴァン・クライバーン国際コンクール。このコンクールにはいわゆる誰もが知っているものとは別に2つの部門が存在しており、一つがアマチュアを対象にしたアマチュア・コ... -
ユジャ・ワン、マーラー室内管のアーティスティック・パートナーに
ピアニストには2種類いる。指揮者を目指すピアニストとそうでないピアニストだ。 本当か。本当です。たぶん。 適当ですね?適当です。 指揮者を目指したピアニストといえばたとえばアシュケナージ、例えばバレンボイム、例えばプレヴィンとかですか。指揮... -
アーカイブのあり方を考える。ザルツブルク音楽祭の公演詳細ページに記録写真がバンバン掲載されているのがめちゃいい件。
アーカイブ、記録。音楽についていえばそれは写真であったり映像であったり、音声であったりするわけです。 ホールとかオーケストラとか音楽祭とか、いわゆるコンサート主催者のウェブサイトを見ますと、これからやるコンサートの宣伝はあっても、過去のコ... -
ストライキでオーケストラの完売コンサートが一日前倒しに&ダブルヘッダーに
ストライキというのは日本ではもうほぼ全く聞かない用語になってしまいましたけれども、やりがい搾取はいかんですよ。日本は飼い慣らされてしまっているのだ。立ち上がれ労働者たち!!おお!!・・・・・・って唐突に申し訳ございません。 ロンドンでは大規模な...