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メナヘム・プレスラー99歳に捧げるコンサート
メナヘム・プレスラーはボザール・トリオの創設者のピアニスト。チェロとヴァイオリンはメンバー交代を繰り返しましたが本人はまだメンバーにとどまっております(もしかして解散してましたっけ?)。 とはいえもうご本人のウェブサイトをみましても演奏活... -
ロイヤル・オペラ・ハウス、パッパーノの後任はフルシャ(ロンドン在住)
イギリス、ロンドンを代表するオペラハウス、ロイヤル・オペラ・ハウスは長らくイギリス人アントニオ・パッパーノが率いてきました。再来年(2024年)にその長い任期が終わりを告げ、パッパーノはロンドン交響楽団の音楽監督になります。そして後任はなん... -
メトロポリタン歌劇場、客席でのマスクが不要に
ニューヨークのメトロポリタン歌劇場はいよいよ10月24日からマスクが不要になります。もちろん、マスクをしたい人は引き続き着用可とのことでありますので「マスク禁止」と、そちらの方に逆ブレしたわけではない点は引き続き要注意だ(禁止はさすがにやば... -
ユーロ高、ドル高の衝撃
円がユーロやドルに対して弱い状態が続いています。 参考:三井住友銀行為替レート クラシック音楽業界というのは基本が輸入業であります。すなわち海外からアーティストが来てコンサートを開くというのが求められる。もちろん邦人演奏家によるコンサート... -
世界一高額な賞金はなに
コンクールとか、なんとか賞とか、そういうの、たくさんありますよね。世の中にいっぱいある。「コンクール荒らし」という言葉が昔はありまして、いまもあるかどうかはわかりませんが、各地のコンクールに出場しては賞金をとっていく、そういう人たちがい... -
オペラの演出で動物を舞台上に出すことは虐待にあたるか
その昔、東京ドームで《アイーダ》をやったときは象とかライオンとかが出てきたとか、新国立劇場の《アイーダ》では馬が出てきたとか、そういうのありますよね。でも今後はそういうのがどんどん難しくなるんでしょう。いや、難しいとか書いたらいけないの... -
指揮者でGO!
子供の頃、電車でGO!という疑似体験型ゲームでめっちゃ遊んだ記憶がございます。実際の運転手になった感じで電車を運転できるって言う感じのゲームですね。ブレーキが遅いとオーバーランするし、ゆっくり走っていると時刻表通りに行かずゲームオーバーに... -
ニッチ好き集まれ
ニッチ、隙間産業とかそういう言葉がありまして、クラシック音楽というものも極めてニッチであります。狭い世界です。今日ここで聞いた噂は明日には全国の関係者の70%ぐらいが知っている、そういう業界です(とりあえず70としておきましたが、お好きな数字... -
入国緩和と海外アーティストのビザ
昨日から海外からの入国に関してさらなる緩和があり、観光客はビザなしでの入国が可能になりました。一日当たりの入国の上限も撤廃されたということで、ようやく日本の経済も、とくにインバウンド関係で正常化に向けて戻ってきたのかなと思います。しかし... -
BBCヤング・ミュージシャン2022
BBCはイギリスの放送局。BBCがやっている若いクラシック音楽演奏家のためのコンクールがBBCヤング・ミュージシャン。2年に一回開催。過去の入賞者リストはWikipediaへどうぞ。 BBCヤング・ミュージシャンの特徴は、いろんなジャンルをひとまとめにして結果... -
コミュニティとしてのオーケストラ
ニューヨーク州のロチェスターにあるロチェスター・フィルの100歳の案内係の女性のことがニュースになっていました。 記事を読みますとこの女性、ジニー・ウィルターディンクさんは40年もの間オーケストラのボランティアとして活動を続けており、最初は看... -
新デイヴィッド・ゲフィン・ホール完成
昔はエイヴリー・フィッシャー・ホールって言ったんだよね、高校生の時にアラウの80歳記念リサイタルの映像をビデオに録画して何度も見たな、って思いながらググったら1962年のオープン当初はフィルハーモニック・ホールという名前だったのだということを...