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チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)開催へ
4年に一度の開催で、今年が開催年になっていたモスクワのチャイコフスキー国際コンクール。開催されるかどうか、ということは広く人々の関心事だったわけですが、開催されることが昨日明らかになりました。より正確には、参加者の募集が始まったことが突如... -
ドゥダメル、ニューヨークへ
アルゲリッチが復帰した裏で、地球の裏側でひっそりと(本当は爆発的に)発表になったのは、グスターヴォ・ドゥダメルがニューヨーク・フィルの次期音楽芸術監督になるというニュースでした。 オーケーグーグル、次のニューヨークの音楽監督は誰?「ザ・デ... -
朗報:マルタ・アルゲリッチ、復帰
嬉しいですね。喜ばしいですね。わたしまけましたわ。 心臓の不安でしばらくコンサートから遠ざかっていたアルゲリッチが、今夜ついに戻ってくると言うことだそうです。今夜、KKLで、といえばマニアのみんなはどこのことかわかるよね。そう(そう?)、ス... -
グラミー賞をユースオーケストラが受賞
CDとかレコーディングとかへの関心が急速に薄まる中(自分だけ?)、グラミー賞ってどれだけの意味を持つものだろうか。一度立ち止まって考えてみたい、とかなんとか思うのですけれど。 ポートレート、スナップ写真、名跡に訪れた思い出の写真、記念メダル... -
人はやって来て去って行く
名物というか、あそこには必ずあの人がいるっていうの、ありますよね。いつも変わらぬ姿を見ること、別に仲良くなって会話をするわけでもないけれど、そこにいつものあの人がいるというだけで何となくちょっとした安心感というか、どこかほっとする、みた... -
史上最高の寄付
驚くなかれ、2200万ドル(28.9億円ぐらい)もの大金を、昨日ヒューストン・グランド・オペラは受け取ったのだ。 ヒューストン・・・え、ますか。・・・聞こえますか。あなたがたは今、巨額のお金を手にしたのです。おお!!トム少佐からの通信だ!!ありが... -
一晩だけテノールにもなったソプラノ歌手の話
ウィーンのフォルクスオーパーにおいて、今週水曜日のオッフェンバック《地獄のオルフェ》で主役のオルフェ(テノール)とヴェニュス(ソプラノ)という2つの役を一人のソプラノが歌いました。 はっ? そう、その反応が絶対的に正しい。はっ?なに寝ぼけた... -
ニューヨーク・フィルのコンサートはロビーで誰でも無料で聴ける
新しいことはいいことだ。 持続可能性とか言われるご時世なので、あまりこのように申し上げるのはよくない、あるいは罪悪感も少し感じるのですけれども、やっぱりおニュー(古い)っていうのはいいですよね。新しい匂いっていうんですか、そういうのもあり... -
オーケストラの中で聴くという体験を、アムステルダムで
いろいろやったらいいと思うんですよね。こういうことをやろうとするとすぐに「つまんない」とか「誰が来る」「買いたいと思わない」とかそういう反応で否定してかかる上司、いるんじゃない? そんな上司、つまみ出しちまえ!! ・・・とはなかなか行かな... -
【訃報】ガブリエル・タッキーノ、エフゲニー・モギレフスキー
二人の著名ピアニストの死を知りました。一人は、プーランクに直接指導を受けたフランスのピアニスト、ガブリエル・タッキーノ、88歳。そしてもう一人が、1964年のエリザベート国際コンクール優勝者だったエフゲニー・モギレフスキー、77歳。お二人ともぞ... -
ドヴォルザークの一時間のピアノの秘曲
いやー、本当に自分の知っていることっていうのは少ない、と思いますよね。 ドヴォルザークの壮年期にこんな巨大なピアノ作品集があったなんて知らなかったなあ。1時間近くかかる、13曲からなる「Poetical Tone Pictures op. 85」。詩のような、音で描いた... -
2023年のナンバーワン・コンサートが決定
待て待て、まだ1月やぞ、と思われるかもしれませんけれど、今年、世界各地で行われるクラシック音楽のコンサート、そのナンバーワンがもう決まったようなもんだと思うんですよね。名前もワンだし。どうしても絶対的1番はいやだっていうなら、ベスト3ぐらい...