バルトークの自筆譜が発見される。当時の恋人へのラブレターではないかという話

バルトークというと、キリリとしまった筋肉質な音楽を想像いたします。シニカルで、アンチロマンで、むしろギシギシと摩擦の多いような音楽ですね。アンチロマン。思いつくままに適当に書き飛ばしてから気が付きましたが、なんという甘い響き!(どっちや)

バルトークのアンチロマンな感じはかなり好きでして、ピアノ曲ではソナタやアレグロ・バルバロ、野外にてなどは控えめにいって最高ですし、カルテットに関しても、ギハハ!!オモチローイ!!と叫びたくなります。

人としてもかなり厳しい方だったようですね。しかしそんなバルトークだって人間ですから、恋だってする。恋とはどんなものかしら。見つかったバルトークの自筆の楽譜はこれ、ラブレターである!!とする発表がなされたのでした。バーン!こちらとか。これとか↓

スペインのオークションで落札された楽譜は、たんなる楽譜、断片、として分類されていたところ、ある古書店主がそれを2024年に購入し、これはバルトークのものであると確信、ブダペストの専門家に鑑定をおそらく依頼したんだと思うんですね、バルトーク・アーカイブの館長様のお墨付きがこのたび出たそうです。正真正銘この楽譜はバルトークのものであるそうです。

なにがどうラブレターなのかというと、えーと、ちょっと込み入ってるのですが、まず、バルトークはそのとき26歳だった。当時の恋人でヴァイオリニストだったシュテフィ・ゲイエルが9月29日、バルトークに宛てて旋律を書いて送り、これにどう和声をつけますかとたずねた。それに応えてバルトーク10月1日に(反応が早いですね。燃えてますね。萌えてますか。)、「ほら、こう!」と書いて、そのあと楽譜を書いた。テンポはAdagio molto(非常にゆっくりと)で、その下にcon molto espressione, amoroso(深い表情をもって、愛情を込めて)とあり、さらには、のちにシュテフィ・ゲイエルに捧げられることとなるヴァイオリン協奏曲にも現れるシュテフィ・ゲイエルのモチーフとやらが現れるそうです!ドーン、ドーン、ドーン!!

これは、、、、ラブレターに違いありんすめえ!!早合点では?いや、誤解も時に必要ですね。誤解から始まる恋、ストーリーもありますから(ややこしいがここで誤解しているのは私です)。

恋、いいですね、わかいな!

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