昨夜、来週の出張の宿をネット予約しまして、送られて来た確認メールを見返したら「レディースフロア」と書かれていた。ああ、と残念な気持ちになりながらキャンセルして別の宿を取り直しました。
レディースフロアは男性は予約出来ないような仕組みにしてくれよ!というのはウソかほんとか私の魂の叫びなのですが(ウソ)、しかしクラシック音楽の世界でも女性が輝いているのは本当に素晴らしいことだ。
ニューヨークのメトロポリタン歌劇場では4月19日から26日にかけ、4演目で4人の女性指揮者が登場したということでニュースになっていました。
わざわざレディース・ウィークとは銘打っていなかったかもしれませんが(細かくメトのサイトをチェックしていないので、もしかしたらそういう推し感が出されていたのかも)、これは画期的というか驚くべきことというか、いや、驚く方がおかしい!通常運転でなければならぬ!誰も寝ては・・・!!
ほんでどなたが何をというと、オクサナ・リニフ《トゥーランドット》、スペランツァ・スカップッチ《つばめ》、マリン・オールソップ《エル・ニーニョ》(ジョン・アダムス)、それからシャン・ジャン《蝶々夫人》。
メトロポリタン歌劇場が出来たのは1883年。それから2016年までの間にここで指揮した女性はたった4人しかいなかった!!画期的だ!!とも書かれていました。ちなみにですがメトロポリタン歌劇場で2016年までに指揮した女性4人の名前を言えますか。私は言えない。
が、上記の記事が教えてくれた!こたつ記事を書いている私にぴったりだ!1976年サラ・コールドウェル、1996年シモーネ・ヤング、2013年ジェン・グローヴァー、2016年スザンナ・マルッキ。ふむ。なるほど。その後も女性指揮者の数は増え続け、トータルで14名だそうです。なるほどなるほど、サクサクサクサク(じゃがりこを食べながら納得している音)。
67歳、この4人中歳年長であり女性指揮者として奮闘し道を切り開いてきたてきたオルソップは、今回の事を肯定的に捉えつつも、女性の権利がもろく崩れ去ることもしょっちゅう起こっているので女性はいつも強くなければならないし、今後のこともずっと緊張感を持って注視していかないといけない、と釘を刺している。
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