ワシントンのケネディ・センターにトランプの名前が追加されたのが昨年12月、今年5月に裁判所がそれを無効として名前を撤去する命令を出し、6月に撤去された。
おやおや、やれやれ、よかった。
と思ったのもつかの間、なんと再び名前を入れる方向で理事会が動いていて、正面から行くと筋が悪いと思ったのか、正式名称はそのままにして、その下に一行を追加する「ドナルド・トランプ大統領により改修された」という文字列を入れる、ということだそうです。むちゃくちゃや。こうする↓
The John F. Kennedy Center for the Performing Arts
Restored and Renovated By President Donald J. Trump
なるほど。しかも、敷地にある広場に、トランプ広場(President Donald J. Trump Plaza)、という名前もつける、ということだそうで、ますますにわかには信じがたい。もともとここには名前は付けられていなかったそうなので、そこに目を付けたか。ついでに、ケネディ・センターの改修計画が許可されない場合、同センターを取り壊すとも脅迫。
裁判所の命令は無視はしない、正式名称を変更するわけでもないので、命令には抵触しない、という理屈なのでしょう。
わりと豪快で強引なことを考える人がいるものだと思いますね。世の中がよくならないわけだとも思います。正式名称は変えていないのでオッケーでしょ、というのはまさに屁理屈。今朝も息子ちゃんが屁理屈をこねたので諫めたところである。こんな大人になってはいけない。
そうはいっても、法の抜け穴をつくというか、思いもつかなかったことをする、ということ自体は悪いことではなく、法律も人間がつくったことですから、完璧ではないのと、柔軟な対応が求められることもありますし、本音と建て前とが微妙にバランスをとって進んで行くというのがこの世の常でもありますから、あまり正論を振りかざして殴りかかるのも得策とはいえぬ、そのあたりの機微みたいなものも、子どもたちにはゆっくりとでも学んでほしいものだ、自分もまだまだだな、とも思うところです。
理事会と裁判所の争い、第二ラウンドのゴングが切って落とされたのである。まっとうな結論が出されることを願うのみですね。


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