ヤクブ・フルシャ、バンベルク交響楽団との契約を2029年まで延長

Photo: Bamberger Symphoniker Facebook

もともと2026年までだったところを2029年まで延長ということで、これまた素晴らしいことであります。イシュトヴァン・ケルテスが首席指揮者になるはずだったんだが水難事故で死んだためならなかったという歴史もある。フルシャは2016年から首席指揮者なので合計13年ということになります。いい関係が続いているということでありましょう。こないだあるヴァイオリニストから「めちゃくちゃいい人」と聞きました。人格。それもまたこれからの指揮者に求められることなのでありましょう。うむ。

Chief Conductor Jakub Hrůša has signed a contract extension with the Bamberg Symphony Press Release, Bamberger Symphoniker

ちなみにバンベルクはどこにあるかというとバイエルンにあります。ソーセージならアルトバイエルンが好きです。バンベルクは小さな街で、そこに大きなオーケストラがあるというのは、まるでバッハのいた頃のケーテンのようでありますね。音楽好きの領主がいたからこそ、小さな街ケーテンは立派なオーケストラを持っていたし、バッハも楽しい音楽を書くことが出来たんだね。

バンベルクがどれだけ人口が少ないかというと、ウィキペディアをみると7万9千人とあった。7.9万人というのは日本でいうとどのあたりの都市なのか。答えを下に書くので、読む前にしばし考えてみてほしい。

答え:日光市、豊岡市、姶良市、福知山市、天草市、名取市、岩見沢市、このあたり。もっとたくさんあるんで、日本の市の人口順位でも見てきて納得して驚いて。

そういう意味でも大変ユニークな存在であると言えましょう。もちろんこのオーケストラはバンベルク市だけで支えられているわけではなく、バイエルン州全体で支えられている。国際的に広く知られたオーケストラとして、バンベルク市全体の名声と収益に寄与している、と考えてもいいのかもしれませんね。素晴らしいことだ。そもそもバンベルク交響楽団ていうメジャーなオーケストラがなければ日本人の我々がバンベルクという市の存在を知る、注目することもなかなかないかもしれませんしね。

あと、ドゥダメルやシャニ、カーチュン・ウォンなどが出てきたマーラー国際指揮者コンクール(マーラーの孫娘マリーナ・マーラーが後援している)もここでやっていますね。

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