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罪を憎んで人を憎まず?
先週の土曜に起こった事件、すなわちドイツの著名振付家マルコ・ゲッケが、自作をけなした批評家の顔に犬の糞を塗りつけたという事件はかつてなく衝撃的でした。 日本でもニュースで読めるのでこことかご覧になっていただければと思うのですけれども簡単に... -
ドイツの楽器コレクターのコレクションが大量放出
歴史的楽器が大量にオークションにかけられます。お安く買えるチャンス ルドルフ・エヴァーハルトという鍵盤楽器奏者が昨年お亡くなりになって、所有していたコレクションがオークションにドバーッと放出されるという話なのです。 私は不勉強なもので全く... -
キングズ・シンガーズのコンサートが開演2時間前に中止になった理由は
昨日、キングズ・シンガーズのアメリカにおけるコンサートが開演の間際、2時間前に中止になったことが物議を醸しています。 https://www.nytimes.com/2023/02/14/arts/music/pensacola-college-kings-singers.html アメリカ、フロリダ州のペンサコーラ・ク... -
パリのオペラ座で、怪人を目撃しよう
究極のAirbnbが登場であります。いや、こういう時は至高のと言うべきか。究極か、至高か、どっちだ!! どっちでもええわ。 パリのオペラ座というと例のミュージカル「オペラ座の怪人」の舞台にもなった場所で、シャガールの絵が天井にぶわーっとあって、... -
バレンボイム、スカラ座へ
執念だなと思いますよね。執着している。きっとすごく。しかしその執着心が人を突き動かすのだ。 ダニエル・バレンボイムがなんとミラノ・スカラ座に復帰。復帰と言っても音楽監督とかそういうポジションの話ではなくて、ゲスト指揮者として、オペラではな... -
ゲオルグ・ショルティの記録、抜かれる
走り高跳びの世界記録は2m45cm、キューバのハビエル・ソトマイヨール。棒高跳びの世界記録はセルゲイ・ブブカ6m14cm、と記憶しています。ソトマイヨールの記録は未だに破られず、ブブカの記録はというとスウェーデンのデュプランティスがぶっちぎりでぶっ... -
ヴェルディが50年住んだ家の行く末は
ヴィラ・ヴェルディという名前のつけられたヴェルディのファンにとっての「聖地」があります。それは何かというと、ヴェルディが1851年から1901年に亡くなるまで50年にわたって住み続けたおうち。 ヴェルディはミラノスカラ座とかそういう煌びやかな場所の... -
チャイコフスキー国際コンクール(モスクワ)開催へ
4年に一度の開催で、今年が開催年になっていたモスクワのチャイコフスキー国際コンクール。開催されるかどうか、ということは広く人々の関心事だったわけですが、開催されることが昨日明らかになりました。より正確には、参加者の募集が始まったことが突如... -
ドゥダメル、ニューヨークへ
アルゲリッチが復帰した裏で、地球の裏側でひっそりと(本当は爆発的に)発表になったのは、グスターヴォ・ドゥダメルがニューヨーク・フィルの次期音楽芸術監督になるというニュースでした。 オーケーグーグル、次のニューヨークの音楽監督は誰?「ザ・デ... -
朗報:マルタ・アルゲリッチ、復帰
嬉しいですね。喜ばしいですね。わたしまけましたわ。 心臓の不安でしばらくコンサートから遠ざかっていたアルゲリッチが、今夜ついに戻ってくると言うことだそうです。今夜、KKLで、といえばマニアのみんなはどこのことかわかるよね。そう(そう?)、ス... -
グラミー賞をユースオーケストラが受賞
CDとかレコーディングとかへの関心が急速に薄まる中(自分だけ?)、グラミー賞ってどれだけの意味を持つものだろうか。一度立ち止まって考えてみたい、とかなんとか思うのですけれど。 ポートレート、スナップ写真、名跡に訪れた思い出の写真、記念メダル... -
人はやって来て去って行く
名物というか、あそこには必ずあの人がいるっていうの、ありますよね。いつも変わらぬ姿を見ること、別に仲良くなって会話をするわけでもないけれど、そこにいつものあの人がいるというだけで何となくちょっとした安心感というか、どこかほっとする、みた...