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ムーティ後、シカゴ交響楽団の音楽監督には誰に?
長文の記事が出まして、何かというと、シカゴ交響楽団の音楽監督、ムーティがその役を終えたその職を次に継ぐのはだれか、という予測ものですね。予想、予測、推測、皮算用、そのあたりの話はみなが大好きですね。私も大好物です。今夜の夜ご飯は我が輩は... -
ダニエレ・ガッティ、シュターツカペレ・ドレスデンとの契約書にサイン。2024年8月から2030年7月までの6年間。
シュターツカペレ・ドレスデン、あるいはこのオーケストラが属するゼンパー・オーパー(旧称「ドレスデン国立歌劇場」の方が通りがいいかも)というと、旧東ドイツの都市ドレスデンにある素晴らしくグランデな世界最高級のオーケストラ。あのウィーン・フ... -
イタリアのクレモナ、ストラディヴァリウスの生まれた家が修復され再オープン
さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい。結構毛だらけ猫灰だらけ、お尻のまわりはクソだらけって!!ねえ!! あら、寅ちゃんじゃないの。 いえ、アントニオです。 アントニオ・ストラディヴァリの作った楽器がストラディヴァリウスで、アントニオの名字... -
リッカルド・ムーティ(81)、13シーズン音楽監督を務めたシカゴ交響楽団を退任
世界を代表するイタリア人指揮者リッカルド・ムーティ(81)が、アメリカ屈指のオーケストラ、シカゴ交響楽団の音楽監督の職を退任しました。2010年に就任。やめるわもう歳やし、こんどこそもうやめる、あ、でもやっぱり延長、とかそういうのがあって、結... -
バイロイト音楽祭「完売」神話の終焉?今夏のバイロイト音楽祭は今もほぼ全公演のチケットが販売中
「何年も先までチケットが完売している」「滅多にチケットが手に入らない」 ワーグナーの聖地ドイツのバイロイトで開催される夏の音楽祭、バイロイト音楽祭についてはこのように言われてきました。チケットの入手は困難を極める、というのが定説となってい... -
「スマートグローブ」がピアノ演奏をアシスト
科学の進歩はどこまで行くのでしょう。どこまでも行くのでしょう。どこまでも行って欲しい。 このたびアメリカのフロリダ・アトランティック大学で開発されたのはAIを使ったスマートグローブ。このグローブは自然な指の動きをアシストし、指の曲げ伸ばしを... -
ロンドンの超高級住宅地にあるサー・ゲオルク・ショルティ邸が売却へ。31億円。
ハンガリー出身のゲオルク・ショルティという伝説的指揮者、「絶叫する頭蓋骨」(短期で有名だったんでこういうあだ名が付いていたんすよ)が亡くなったのは1997年のこと。そして妻のヴァレリーが亡くなったのは一昨年のこと。娘さんが二人おられたんだっ... -
このところのホテル代の高さはなんとかならないのか、なんともならないみたい。
最近思うのですが、クラシック音楽のコンサートのチケットは高いのでしょうか安いのでしょうか。 もちろん、クラシック音楽の、とひとまとめにするのは間違いではあります。クラシック音楽といっても、大きなオペラ、オーケストラ、室内楽から一人でやるリ... -
チャイコフスキー国際コンクール、すべての部門で結果が出る
さまざまな議論を呼んでいたチャイコフスキー国際コンクール、すべての部門が終了し結果が発表されています。 結果を見ましたが、韓国勢の多さに軽く驚きます。ヴァイオリン部門、チェロ部門、そして声楽(男性)を制したのはいずれも韓国人です。そしてそ... -
ボストン交響楽団の新しいファゴット奏者は20歳
オーケストラの、しかも世界一流のオーケストラの奏者になるというのは、滅多なことで実現するものではない。しかしこのたびボストン交響楽団に新たに入団したコントラファゴット奏者のサミュエル・ワトソン君は、なんと20歳というではないか。すげえ。 Bo... -
パリのフィルハーモニーで静かな音楽の演奏中に聴衆の一人がスマホを2回鳴らす。
アルカルディ・ヴォロドスは日本に来ないピアニストの一人です。「日本に来たい」と言っていただける演奏家の数は、大変嬉しいことに少なくはないのですけれど、そしてもしかしてヴォロドスご自身にもそう思っていただいているのかもしれませんけれど、残... -
イスラエル・フィル、渋滞にはまって動けなくなる
世の中、何事もスムースに行っていることを感謝しないといけないのです。私もただいまお仕事を頂きましてあるオーケストラのツアーに同行しており本日は札幌よりお届けしていますが、ツアーという物はプロフェッショナルな方々のプロフェッショナルなお仕...