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ドイツ最大のクラシック音楽コンクール、ミュンヘン国際が存続の危機

存続の危機、とまでは行かないかもしれませんが、少なくともこれまで通りにはいかないだろう、という話です。

ドイツのミュンヘンで70年以上にわたり行われてきて、今年も間もなく開催となるドイツ最大のクラシック音楽コンクール、それがARD音楽コンクール、日本では「ミュンヘン国際コンクール」として知られているやつです。

ピアノとかヴァイオリンとか、いわるゆポピュラーなジャンルだけでなく、多彩な楽器、あるいはさまざまな室内楽が開催されることでも知られます。オルガン、ギター、ピアノ・デュオ、弦楽四重奏、ピアノ三重奏、木管五重奏、打楽器、ハープなど、多種多様であります。

もちろん一斉にドンと全部をやるわけではなくて、毎年大体4部門とか5部門が入れ替わりながら開催されてきた。奇抜なのでは「新曲試奏」なる部門が1963年と65年の二回だけあった、とかいうのもあります。どんなんやってんって思うんですけど、さぞかし不気味な楽譜が手渡されたのであろう。スコアリーディングもあったのであろう。スコアリーディングっていうのは、指揮者が使うオーケストラの総譜を見て、必要な音符を取捨選択してピアノで弾くって言う超絶理解が困難な技術のことです。

スコアリーディングが出来る人は本当に尊敬するというか、宇宙人を見るような目つきで見ちゃう。どうしてできるの?・・・大丈夫です、安心して。出来る人は出来ない人のことを宇宙人を見るような目つきで見るから。お互い様なんだよ。なっ兄弟!!

まあね(ほんまか)。

ミュンヘン国際コンクールの入賞者や入賞者のリストは強烈です。タメスティ、エベーヌ弦楽四重奏団、セバスチャン・ジャコ、イングリット・ヘブラー、エッシェンバッハ、内田光子、アンヌ・ケフェレック、コンタルスキー兄弟、バシュメット、今井信子、ハインツ・ホリガー、トーマス・クヴァストホフ、ラインハルト・フリードリヒ、、、、書くのがめんどくさくなってきたのであとはwikipediaを見てくれ。

このコンクールがいま、存続の危機だというからとんでもないことだ。

Nach dem Kultur-Kahlschlag im Bayerischen Rundfunk: Die ARD spart beim Musikwettbewerbabendzeitung
https://www.abendzeitung-muenchen.de/kultur/nach-dem-kultur-kahlschlag-beim-bayerischen-rundfunk-die-ard-spart-beim-musikwettbewerb-art-923114

放送局ARDがこのコンクールに対する予算を大幅にカット。これまで74万ユーロが毎年つけられていたのが、2025年に37万ユーロに減額されるという。うおーこれは。半分や。仕訳しすぎやろいくらなんでも。どうやって生きて行けっていうねん。

他からスポンサーを探すとか、毎年の開催部門数3つにを絞るというアイデアがあり、さらにはオルガン、ギター、木管五重奏を完全に放棄する事が計画されているという。

いつだって切られるのはマイナーな部門が最初である。ああ。

スポーツには巨額のお金が動くのに(てかチケット代の高騰がやばい)、クラシック音楽からはガンガン減らされる。つらい。なんとかならなんのか。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 国際コンクール自体は非常に増えています。
    オルガン、ギター、室内楽の専門のコンクールも生まれています。
    放送局主導でそういったマイナー分野のコンクールをするのは歴史的役割を終えた、というような(忖度的)解説も可能かと愚考しました。

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