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怒れる内田光子、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで場が気まずくなる回答を連発
世界を代表するピアニストの一人、内田光子のインタビューがニューヨーク・タイムズ紙に掲載されて、不機嫌な答えというか、その場が凍り付くような回答を連発している。怒れる人、内田光子。戦う人、内田光子。 このインタビューは内田光子のニューヨーク... -
マルシン・ディラ(ギター)、今年8月末からの来日ツアーの全曲目決定
マルシン・ディラは世界屈指のギタリストです。いま世界一という方もおられれば、宇宙一、という言葉で表現する方も複数おられます。控えめに注意深い表現を採用される方でも、「いま世界で一番すごいギタリストを3人挙げろと言われたら絶対に名前はその中... -
1708年製、エカチェリーナ2世が所有したストラディバリウスがトークン化
トークンとか暗号資産とかビットコインとかマイニングとかそういう言葉には全く弱くて、今日も朝からはてなマークがたくさん浮かんでいる私です。 どうやら世界初の試みなのではないかと思われる話題なんですよ。数日前に目にしていたが腹落ちするまで待っ... -
ジョン・エリオット・ガーディナー、来月復帰へ
昨年8月の暴力事件でしばらく指揮台から遠ざかっていたガーディナー。自ら率いるアンサンブルでの3月の復帰計画は白紙に戻っていましたが、他のオーケストラに客演する形で復帰するようです。来月ですね。7月16日。そう、来月はもう7月なんですよ、2024年... -
ルノー・カプソン、聖火リレーに参加する
ほのぼの系のニュースはお好きですか。私は大好きです。このところオリンピックというとどうも不正の温床がとか、膨らむ一方の赤字、そういった言葉もチラついて純粋に楽しめなくなっていますが、それでもなんのかんの楽しんで見ている。 今年はパリでオリ... -
エリザベート国際コンクール覇者、ウドヴィチェンコはなぜレーピンと握手しなかったのか
エリザベート国際コンクールで優勝したのはウクライナのウドヴィチェンコ。ウクライナ出身で初の優勝者となったのです。 優勝が発表されるとウドヴィチェンコは審査委員と順々に握手をしていった(これはコンクールでは通常のこと、礼儀)のですが、審査委... -
イスタンブール音楽祭でベートーヴェンの田園を演奏中、野良猫がステージを歩く
それはイスタンブール音楽祭での出来事であった。猫がコンサート開演前、そして演奏中に現れたのだ、ステージに(倒置法)。 この音楽祭はどれほど有名なものなのかというと、今年で52回目であるということ、そしてこの夜の出演者がフェスティバル・ストリ... -
【速報】エリザベート国際コンクール2024の結果出る。ウクライナのドミトロ・ウドヴィチェンコが優勝
世界3大コンクールのひとつ、エリザベート国際コンクールの結果が出ました。今年はヴァイオリン部門。おめでとう、おめでとう。優勝は、ウクライナからお越しのドミトロ・ウドヴィチェンコ(1999- ) コンクールは結婚とかと同じです。そこがゴールなので... -
呼ばれて、飛び出て
オフィス山根は、あるいは、山根悟郎さんはどういう仕事をしているのだろうか、という質問を受けることがあります。お答えします。だいたいなんでもやります(やれないこともあります)。なのでお答えしますというか、お応えします、かもしれませんね。 ブ... -
ヒラリー・ハーン教授が爆誕
ヒラリー・ハーンは当代のアメリカを代表するヴァイオリニスト。デッカやドイツ・グラモフォン、ソニーから20枚を超える録音をリリースしている。日本でも高い人気を誇り、ホールは満席だ!サイン会も長蛇の列だ! で、辛口の演奏とは裏腹にフラフープをし... -
ヴァン・カイック弦楽四重奏団ツアーブログ【その3】良く弾き、よく食べる
祖母の家に行くと大量のご飯が出てきたものです。大学生になって東京に住むようになり、実家にかえると大量のご飯が出てきたものです。ありがたいことです。よく食べる、それが若者の務めの一つでありましょう。 ヴァン・カイック弦楽四重奏団は、実はコン... -
ドバイに2つ目となる新しいオペラハウスが建築予定、総工費1兆2000億円
はっ? いくらなんでもとんでもないなと思うんですよ。桁が一つ違うよ。 ドバイというところはいままでも様々なとんでもない建物とかで度肝を抜いてきたわけなんですが、さすがに1兆円を軽々超すとか、どういうこと。オペラハウスやぞ。 なんというか、ヨ...