エマニュエル・パユらを育てたフルートのレジェンド、ミシェル・デボスト死去

フランス屈指のフルート奏者、ミシェル・デボストが死去。92歳。1934年にパリにうまれ、パリ音楽院で学び、ジュネーヴ国際、ミュンヘン国際などで入賞し頭角を現す。パリ管の創設時(1967年)からの首席奏者で、20年以上にわたりカラヤン、ショルティ、バレンボイムなどといった指揮者たちのもとで演奏した。まさにフランス音楽の黄金時代を担った人物と言えますでしょうか。パリ管弦楽団は独特な音がしますが、その一翼を担っていた天才です。

演奏と並行して教育活動にも力を注ぎ、パリ音楽院でもランパルの後任として1981年に教授となり、ベルリン・フィルの大スター、エマニュエル・パユなどを教えました。フランスやアメリカで学んだ、レッスンを受けたという方も少なくないでしょう。著書もあって現代のフルート教育にとって重要なものとなっている。また日本のフルート、ムラマツを吹いていた事でも知られていました。

神戸国際フルートコンクールの審査員もつとめ、パリ管を1989年、55歳のときに辞めたあと渡米し、2011年までオハイオにあるオバーリン音楽大学の教授もつとめました。

アメリカに長く住んでいたとありますが、亡くなったのはフランスのパリ近郊、ルヴァロワの病院にて。短い入院だったとあります。

フランスのフルート文化がこれからもますます輝いていってほしいと願います。

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