ヤメン・サーディ、都内にてリハーサルをする

今月のオフィス山根は、ヤメン・サーディ”上げ上げ”月間です。このブログでも何度か採り上げて来ましたとおり、ヤメン・サーディの日本デビュー・リサイタルはいよいよ明後日です。繰り返します。明後日です!!場所?それは、浜離宮朝日ホールです。築地市場駅です。新橋駅からも歩ける。こういって、ああ行くんだ。

8月にザルツブルクでお会いしてから3ヶ月振りに、つまり久しぶりに本日11時、ヤメン・サーディに会いまして(電話、メールでは話してましたが)、がっちりと、力強く握手をいたしました。日本はどうですか。最高です。日本ほど素晴らしい国はないと、初来日で確信したそうです。食べることが大好きだそうですが、日本の食べ物は本当に最高の最高だ!!と大喜びでした。よろこんでいただけて嬉しい。

では、っつうことで行列の出来るラーメン屋さんにまず行っていただき、これはしたり!人生最高の食べ物である!と大満足していただいたのちリハーサル会場へ。

ピアニストの沢木良子さんとにっこり微笑んでからの、当初3時間を予定しておりましたが気がつけば3時間半ほどにならんとする熱気に溢れたリハーサルに私も胸が熱くなったのでした(本当に部屋が暑かったとも言う)。明日も長時間やるぞ、ということで若さがガンガンに溢れています。若いって、いいな。若いって、すごいな。すごいぞそのエナジー。うらやましい!

行き帰りの道すがらも大爆笑しながらの尽きぬ話題とともに大いに盛り上がったのでした。いま26歳とまだまだ非常に若いと言えば若い青年なのですが、11歳からバレンボイム率いるオーケストラで演奏し、16歳からコンサートマスターを務めているという、とても経験豊かな青年です。そして昨年、見事ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターのオーディションに合格し、今年のウィーン・フィルのツアーにもコンサートマスターとして参加していました。

「ソヒエフとのコンサートはどうでしたか」「素晴らしい指揮者だよ!特に昨日の最後のコンサートが一番インスピレーションに溢れていたかもしれない」

一流の指揮者が次々と現れるウィーン国立歌劇場管弦楽団そしてウィーン・フィルで演奏をするというのはどれだけスリリングで、どれだけインスピレーションに溢れた日々なのだろうか!と柔和にほほえむヤメン・サーディを横目にして、うむ、うらやましいぞ!と心底思ったのでした。

明日もリハーサルをして、そしてあさっていよいよ浜離宮朝日ホールでデビュー。日本デビュー・リサイタルにヤメン・サーディが選んだのはプーランク、ブラームスの2番、そしてR.シュトラウスという、めちゃめちゃ充実の内容。

当日券は18時から発売します。翌日の武蔵野公演は完売しているので、ちょっとでもいま気になったあなたは、当日券売り場へ、急げ!!(今すぐ走らないでね。明後日の18時までお待ちください)

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