ルーアン・ノルマンディ・オペラ管弦楽団への助成金が減額される

約束は、破るためにある。

まるでジャイアンのような言葉ですね。お前のものは、俺のもの、俺のものは、俺のもの。これは世界史にもまれに見る、清々しいまでの名言である。これに反論できる人はほとんどいないでしょう。ジャイアン、どうして映画の時だけはいいやつになれるんだろうか。

フランス・ノルマンディ・オペラ管弦楽団では2023年にオペラとオーケストラが統合されて、2028年まで資金提供を約束する財務協定が結ばれていた。ところが財政難のフランスはこのプロジェクトの支援を33万4,000ユーロ削減する意向を示している。突然のことで関係者は驚き、憤りを隠さない。

ここだけではなく、6つの歌劇場(リヨン、ストラスブール、トゥールーズ、ボルドー、ナンシー、モンペリエ)、4つのオーケストラ  (イル・ド・フランス、ペイ・ド・ラ・ロワール、リヨン、リール) など、全部で28の文化機関が予算削減の対象に上がっているということです。

地方自治体であるルーアン都市圏は、予算が厳しいにもかかわらず、段階的に助成金の額を増やすことにしていて、2023年は160万ユーロだったところ、2026年は250万ユーロに増額、そして2028年はさらに上積みして270万ユーロを予定している。

それなのに国が助成金を、しかもこの段階で減らしてこられるのは、、、困ります。

オーケストラやオペラというもの、計画はかなり前から立てられていて、3年後や4年後のことが決まっているということも珍しくありません。来週来て、はーい、というわけにはいかないからです。オペラやオーケストラ、公演の制作には何年もかかる。そのあたりの事情は全く無視というか、知らないというか、知らないふりということになりますね。

ジャイアンも真っ青だ!

フランスという国は文化支援が分厚かった、これは今でも私もそういう理解でおりました。昨年アンブロネ音楽祭でも強く感じたことです。それがかなり揺らいでいる、ということです。今後どのような方向に向かっていくのか、とても気になるところです。

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