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ピアニスト、ルース・スレチェンスカ100歳
いよいよ3桁。毎年話題になるピアニスト、ルース・スレチェンスカは、昨日ついに100歳の誕生日を迎えたそうです。ラフマニノフに習った最後のピアニスト、エゴン・ペトリやアルトゥール・シュナーベル、ヨーゼフ・ホフマンという伝説上のピアニストに習っ... -
グラミー賞授賞式は予定通り2月2日に開催へ
収まる気配のなさそうなロサンゼルスの山火事を受け、開催が危ぶまれていたグラミー賞は、予定通り開催されるそうです。2月2日。日本時間は3日の午前10時。単に完済するだけではなくて、支援の寄付も募る、ということだそうです。すでに音楽のクリエイター... -
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番の自筆譜が数奇な運命を経てボンのベートーヴェンハウスへ
1825年に書かれた、ってちょっと待ったああ!!!!!200年前ですねえええっ!!!。そうですね。だからなんなの。いや、別に・・・・・・。 200年という年月の経過した、人類史に残る大傑作の一つ、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番、作品130の自筆譜が、ボ... -
ブロムシュテットの公演が中止になったのは、警報器の故障
ドイツのインフラの不安がささやかれて久しいわけです。日本とも同じような問題を抱えているように感じています。 しかし、ブロムシュテットの先週土曜日のバイエルン放送響との公演が中止になったという文字を目にすると我々は警戒するわけです。しかも、... -
ロサンゼルスの山火事でシェーンベルクのアーカイブが大打撃
ロサンゼルスの、いまなお収まらない山火事。パシフィック・パリセーズがやられている、と目にして、シェーンベルク、トーマス・マン、テオドール・アドルノの家は大丈夫なのか、と思っていました。確かみんなパシフィック・パリセーズに住んでいたはず。 ... -
ブリン・ターフェル、引退を示唆
バスバリトンのブリン・ターフェルは今年60歳。そして13年ぶりにメトロポリタン歌劇場に戻ってくるぜ。トスカのスカルピアを歌うぜ、ということになっていて、それにあわせてニューヨーク・タイムズに記事がでているのですが、これがスカルピアをオペラハ... -
伝説の演出家、オットー・シェンク死去、94歳
オペラの演出家、偉大なる伝統の体現者。ウィーンに生まれ育ったウィーン人。1951年から劇場で俳優として、また演出家として活躍を始めた劇場人。オットー・シェンクが94歳で亡くなりました。 昨今の、読み替え的な演出でブーイングを言わせることに快感を... -
35歳未満の若者は、親の世代よりもクラシック音楽を聴いているというイギリスの調査
キター!ロイヤル・フィルの調査結果。毎回楽しみにしています。いやなにが面白いかって、意外な事を教えてくれるからですね。もちろん、イギリスの話なんで、日本とは違うんで、という冷徹な言葉を投げかけることも出来るのですが、しかし、人類皆兄弟。... -
ドイツの大富豪、ハンブルクの新オペラハウス建造のため3億ユーロ(490億円ぐらい)を用意
どえりゃー話ですね。3億ユーロ(490億円ぐらい)という超大金をほいっと出そうというのだから。ハンブルクと言えばクラシック音楽的にはエルプフィルですか。エルベ川沿いに建てられた豪華絢爛な建物で、なんとその総費用7.9億ユーロというものでした(当... -
末期癌と闘いながら先月80歳を迎えた指揮者マイケル・ティルソン・トーマスのインタビュー
BBCミュージック・マガジンに昨日、マイケル・ティルソン・トーマスのインタビューが掲載されました。多分、この記事のためにインタビューしたものだと思う。と思う、と書いているのは、過去の記事やインタビューからの引用で新しい記事が書かれることもあ... -
1683年製ストラディバリウス、「ex Petherick」、17歳の手に
レオンハルト・バウムガルトナー、いい名前だ。2007年うまれの17歳。いやーしかしいよいよ2000年代生まれが音楽の業界の中心に位置するような時代になってきたということでしょうかね。 グラーツ出身のティーンエイジャー、レオンハルトさんはい2022年から... -
ウィーン・フィル2026年ニューイヤーコンサートの指揮者はヤニク・ネゼ=セガン。カナダ人初&メトロポリタン歌劇場の音楽監督初。
悲願だったと思うんですよ。セガンの。 あああああ今日も朝からつまらぬダジャレを言ってしまった!!!ギャアアアアアアッ!!! まあすでに新年早々発表されているニュースなんで、ここで敢えて書く必要性というか、もうみなさんご存じですよね、という...