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今夏ロシアで開催のチャイコフスキー国際コンクールには41ヶ国から742人が申し込みがあったとコンクールが発表。日本からも応募多数と公式に記載あり。
戦争の終結が見られる様子はありません。しかし今年の夏はモスクワおよびサンクトペテルブルクでチャイコフスキー国際コンクールが予定通り開催されます。 このコンクールに参加することに関し私個人としては「あまり積極的であってはいけない」と考えてい... -
躍進する女性指揮者。BBCプロムスでは史上初めて、オープニングコンサートとクロージングコンサートの両方を女性が指揮する。
世の中から「女性指揮者」という言葉がなくなること、それがゴールなんだと思います。 つまり指揮者というものは男性の職業でもあり女性の職業でもあるという認識が世の中に完全に行き渡り、別に改めて男性指揮者とか女性指揮者とかいう必要がない、そうい... -
超人プラシド・ドミンゴ82歳、まだまだ現役。この夏はキャンセルした大ソプラノ歌手の代役としてミュンヘン・オペラ・フェスティバルに登場しリサイタルを行う。
どこまで行くんだろうか。むしろどこまでも行って欲しいと思うのは私だけでしょうか。 プラシド・ドミンゴは今年82歳なんですよ。82歳でまだステージに立つとか、歌手としてはその事実だけでヤバい。どんだけやねん。化け物、怪物くん、超人、神、ネ申、い... -
サンタフェ・オペラが太陽光発電を導入
アメリカの南西部、ニューメキシコ州にあるサンタフェ。ここは年間なんと320日が晴れ。つまり太陽光発電にはもってこいってことだ。 その昔、太陽光発電は「ぜってーペイしねー」(おや汚い言葉を使うな?)と理解していたのですが、その情報はアップデー... -
エリザベート・レオンスカヤは今夜ロシア(サンクトペテルブルク)で演奏する
レオンスカヤはリヒテルとの数々の共演でも知られるジョージア(当時ソ連)のピアニスト。1978年からウィーンに住み、40年以上西側を生活の拠点としてきました。 そのレオンスカヤは今夜ロシアのサンクトペテルブルクでモーツァルトのピアノ協奏曲第9番《... -
約30年間ゲルギエフの個人秘書を務めた女性がイスラエル・フィルへ
思い切った決断をしたんだろうなと思います。あるいは、もうくたくたに疲れちまったんだよ、ここらでそろそろ気分を変えたい、と思ったのかもしれない。ひょっとするとその両方かもしれないし、さらにもっと異なる深い理由があるのかもしれない。 アリサ・... -
ホロヴィッツの、かつて見たことのない画像をいっぱいみたい?ならFacebookへ
インターネットって便利ですね。もう過去には戻れませんね。その昔、会社の机にパソコンがなかった時代っていうのはどういう風だったのだろうか。もはや想像もつかない。 しかし神様仏様ホロヴィッツは色あせない。永遠に。かつて斎藤雅弘さんが「ガチャー... -
ウクライナのオーケストラ、イギリスのビザが出ずツアーの一部を中止または延期、1400万円以上の損害を被る。
ウクライナのオーケストラがイギリスに入国出来ませんでした。ビザが出なかったんで。 どういうこっちゃと思いますよね。日本でも最近ビザに関していろいろとトラブルというか、風の噂のような、ふわふわとした裏付けのないような話がいろいろとありまして... -
ウィーン国立歌劇場で暴言を吐いたドイツ人客、生涯入場禁止&懲役3年執行猶予4ヶ月
去年の秋に、ウィーン国立歌劇場で暴れたお客様がおられました。 へえ、お客様は神様で・・・。 お客様はお客様です。神様ではありません。この件は本ブログでも書きましたが https://officeyamane.net/vienna-state-opera-disrupted/ どういう状況だった... -
ジャナンドレア・ノセダは高価なヴァイオリンをオーケストラに無償で貸与する
ジャナンドレア・ノセダは自分が買った弦楽器(ヴァイオリン7ヶ、ヴィオラ1ヶ)を、自身が2017年から音楽監督を務めるワシントン・ナショナル交響楽団のメンバーに貸与している。しかもオールド・イタリアン(古いイタリアの楽器)で、総額500万ドル(6億6... -
世界最高の古楽コンクール、ブルージュ国際古楽コンクールは今年の夏、5年ぶりとなる「チェンバロ部門」を開催(優勝者による日本ツアーを来春実施)
日本人は1位とか優勝とか1番とかが好きです。私も大好物です。「1番じゃないとだめなんですか」「はいだめなんです」 そんな・・・って思われるでしょうか。でもね、1位とか優勝とかいう言葉が持つ魔力は圧倒的に強いんですよ。それでも納得がいかないあな... -
ベルリン・フィルがキーウ(キエフ)交響楽団およびウクライナ・ユース交響楽団のパトロンになる
クラシック音楽とパトロンに関する本を書いたからと言うわけではないんですけれど、パトロンとパトロンの活動には関心があります。いろいろな形態がりますけれど、裕福な個人が作曲家を支援する、あるいは文化財団が器楽奏者を支援する、とかそういうのが...