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ベルリン・フィルの新首席トランペットはフランス人
ベルリン・フィルの首席トランペットというと、トランペット奏者にとっての雲の上の存在的な、最高の就職先、でしょうか。 カラヤンに抜擢されたマーティン・クレッツァー大先生ももういない、そしてその弟子であり、日本に住んでいたこともたしかあるタマ... -
コンサートに推奨年齢を記載することについて
さっき知ったのですがドイツの劇場ではオペラの告知にあたっては推奨年齢を書くことがあるようです。 BERLIN BANS UNDER-14S FROM AIDA - Slippedischttps://slippedisc.com/2023/10/berlin-bans-under-14s-from-aida/ ほんとうかと思ってちょっとだけ検索... -
ヤメン・サーディの最新インタビューがWebマガジン「Interlude」に掲載される
Interludeというウェブサイトがありまして、複数の人たちが寄稿しているエッセーとかインタビューとかを中心にした英語のサイトなんですよ。そこに本日(というか昨日)、あら、来月日本デビューリサイタルを開催するウィーン国立歌劇場管弦楽団の新コンサ... -
スロヴァキアの25歳のソプラノ歌手、がんで死去
昨夜、夕食を食べんとしていたまさにその瞬間に、ブブッとスマホが鳴りまして、なんやなんやと見てみましたところ、この訃報を伝える知らせでした。 スロヴァキア出身の25歳のソプラノ歌手、パトリツィア・ヤネチコヴァーが乳がんで死去。 Obituary: Sopra... -
もっとも簡単な楽器はなに?
最も難しい楽器は何かというと、まあそれをいっちゃあおしめえよ的なものもあるわけなんですけれど、フレンチホルンとオーボエとかそういうのが昔はいわれていまして、そうそう簡単にはいかんということだったんですよね。 では反対に最も簡単な楽器はなん... -
第9回ベートーヴェン賞2023の受賞者はギドン・クレーメル
コンクールが世界中に溢れているのと同じように、なんとか「賞」も世界中に溢れている。どうしてこんなに賞があるのだろう、と思うのですが、それはお金を使いたい人がいるから、というといじわるが過ぎますでしょうか。 ある程度以上のお金があり、何かそ... -
【業界ニュース】ハリソン・パロットの創業者がCEOを退任
ロンドンの大手音楽事務所のひとつ、ハリソン・パロット社(アシュケナージやパーヴォ・ヤルヴィ、クラウス・マケラなどが所属)の創業者のひとりで1969年からずっと率いていたジャスパー・パロット(79歳)がいよいよCEOを退任したという業界ニュース。 H... -
スウェーデン王立歌劇場、死亡事故で10月2日まで上演休止中
アラン・ギルバートが音楽監督を務めるストックホルムのスウェーデン王立歌劇場で2023年9月21日(先週木曜日)の午後3時頃、舞台技術者が作業中におよそ10mの高さのバルコニーから転落、ヘリコプターで搬送されるも死亡するという痛ましい労災が起こりまし... -
ベルリン国立歌劇場、バレンボイムの後任はティーレマン
最初から判っていたことだ、というような雰囲気でもありますけれど、バレンボイムが今年1月に退任したあとの後継者として、クリスティアン・ティーレマンの就任が発表になりました。来年の9月から。 DAS PASST! - BRhttps://www.br-klassik.de/aktuell/new... -
ハーピストの安楽真理子さんがニューヨーク、バード音楽院の教授に
ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席ハープ奏者として活躍する安楽真理子さんが、作曲家のタン・ドゥンが学部長を務めるバード音楽院の教授に任命されました。たとえば昨年パユと王子ホールで共演(急遽代役として)されている方です。 Bard... -
ブザンソン国際指揮者コンクール、今回の優勝者はフランス人の25歳
1951年に創設された若き指揮者のためのブザンソン国際コンクールは、日本でもよく知られたコンクールです。最近では山田和樹や沖澤のどかが優勝していて、なによりも1959年、バイク片手に船でフランスに乗り込んでいった小澤征爾の話は今読んでもバチクソ... -
オペラ歌手はニューヨークのトイレマップを完成させる
自らの体験を活かすという素晴らしいパターン。イノベーションは若い人から。いいですね。日本だとすでにこういう、なんというのでしょう、痒いところに手が届く系のサービスって、特に都会では充実していると思うんですよ。 例えば私が重宝するのはポスト...