Mayrischeというお店をご存じですか私は今朝まで知りませんでした。ザルツブルクにある楽譜屋さんで、なんと1592年の創業。434年もの歴史を誇っている。16世紀末とかめっちゃすごいですね、不思議な感覚になりますね。江戸時代はまだ始まっておらず、信長がサル!と呼びつけていたような時代ですか。いや、信長はもういなくて、秀吉が天下を取った頃ですね。
なお当時モンテヴェルディ25歳、シェイクスピア28歳、ガリレオ・ガリレイは28歳。みんな青春してたんだよ。このザルツブルクの地にモーツァルトが誕生するまで164年も待たねばならぬのだ。こう考えると我々がせっせと聴いているクラシック音楽の歴史とは意外にも浅いというか、まだまだ若造っていう気もしてきますから不思議ですね(そうなのか)。
そしてご想像のとおりモーツァルトとも実際かなり接点があったというとてつもない歴史を持つお店。妻のコンスタンツェも利用していたと。めっちゃワクワクする話ですね。
このお店が閉店の危機に瀕している。公式の発表はここ。ORFはここ。2020年以降2度目とのこと。現在このお店を運営しているのは楽譜の出版で有名なユニバーサル社。ドイツ語的に発音するならウニヴェルザール社。2020年の時はコロナでヤバくて閉店を決めたところ、3000人を超える人が辞めるの辞めてといい、大きな反発を受けたため、閉店を撤回、お引っ越しして小ぶりな場所にて営業を継続していたところが、やっぱりあかんでということで9月末で撤退を決定(なお上のお写真は引っ越し前のお店)。コロナの前の水準まで売上が戻らないこと、エネルギー費、人件費の上昇、オンラインでの販売に勝てないなどの理由だそうです。そもそも紙の楽譜を買わなくなっている人も多そう。そもそもクラシック音楽の衰退が・・・悲しくなるので以下略。
とはいえ、やはり閉店するのは悲しいので、新たな経営者を探すこともしているようです。ザルツブルクの歴史ある本屋さんの経営を引き継ぐ、こんな夢のあることをしたい方、居られませんか!!
モーツァルト好きのどなたか、いかがでしょうか!!公募されているわけでもなんでもないけれどこのまま閉店となるのはなんとなく残念な気がします。だが来月末に閉まったとしても、これが歴史というものでもあるのかもしれませんね。


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