クラシック音楽のコンサートに行くと、プログラムが配られることがけっこうあります。無料であることもあれば、有料の場合もあり、有料のプログラムが用意されているときは、無料で曲目だけ書かれたものが用意されていることもあります。解説など詳しいことが知りたい方は有料へ、ということですね。
そしてその曲目解説について、アメリカのオーケストラで、AIに書いて貰ったらどうなの、という動きがあるようです。今週開催されるカンファレンスで議論されるのだとか。AIに書いて貰えば、ライターや音楽学者、評論家などに書いて貰う必要はありません。手配したり、期日までにとどかなかったときに請求をしたり、支払ったり、源泉税を納めたり、というような作業は不要になりまして、劇的に楽になるんではないか、そういう動きですね。
しかし、本当にそれでOKなのか。演奏する側をAIにしてしまおうぜ、というような乱暴な動きにやや近いのではないかと思うのです。人間が書くことで、最新の情報も盛り込んだ、演奏する人との関連や、あるいはいまこの瞬間の世の中の動きなんかとも連動した解説文が書けるのであって「ほえー知らなかったですぅ」というようなことだって盛り込まれることが可能。
そういう意味では、過去の同じ曲の解説をそのまま使えばいいのでは、という意見についても、アップデートがなされていない、時代にそぐわぬ表現があるなど、あまり推奨できないのではないかと考えます。もちろん結果的に同じような文章になるかもしれないのですが、全く同じではないし、やはりその日その場所のために用意されている、という文章の価値、あると思いますね。
さらにネットの情報だけを拾ってきて編み上げられた文章の場合、ほんまにこれはあってますのん?とかそういうところのチェックが必要で、結果的に事務作業、負担が減るというようなことはないのではないか。むしろネットに転がっている情報は間違いも多く、信用が出来ないこともありますから、却って誤った情報の拡散になる、というようなこともあり得ます。
昨日チャッピーに、三越にライオンいたっけ?と聞きましたところ、あります!日本橋の三越にはあるよ、でも銀座の三越にはないよ、と返ってきて、銀座にもあるけど?と返したら、あっごめんごめん、あります、と言ってきたので、ほらね、平気で嘘をつくので、我々は気をつけないといけないのです。Claudeに聞いても全く同じ返事だったので、うーむ、これは、なしてそげんことに、と疑惑を深めたのでした
別々のAIが同じ間違いをして、しかも、あ、っごめんごめん、まで一緒だった。今日はそれが書きたかっただけです。


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