忘れ物はなんですかで始まる有名な歌があります。
人間ですから忘れます。私は忘れ物のプロで、加齢と共に物忘れも忘れ物も増加し、徐々にプロの中でも順当にランキングを上げてきているのは、注意力が散漫になってきているからかな、と思います。折りたたみ傘ならつい先日実家に立ち寄った際に置いてきてしまいまして、父から忘れてるぞというラインが来て気が付きました。
スーツケースなら電車に置き忘れたことは何度もあり、なくし物センターみたいなところには何度もお世話になっています。それから先日は横浜駅で降りるべきところ気が付けば乗り過ごし、東海道線は一駅の間隔が長いので、はるかかなた戸塚駅に着いていました。約束に遅刻しました。最近はぼんやりしていて反対行きの電車に乗ってしまうこともあります。
どうしたらいいのだろう、とほほと思いますが、自衛するよりないのですね。がんばって憶えておく。憶えておく自信がなければリマインダーするなりスマホからアラームが鳴るようにするなりするべきなのかもしれません。
傘のようにお値段のかさまないものであればまだしも(しかしこのご時世、オイルがやばいので傘だって貴重品ですね。ナフサが足りずユニットバスの製造が止まるらしいですね。いろいろ連鎖的に不具合が起こりそうで恐ろしいです。日本の経済はどういうことになるのでしょうか)、楽器を忘れるのは厳しい。
ロンドン・フィルの第2ヴァイオリン奏者が電車の荷棚にヴァイオリンを置き忘れてしまったというのは本当にお気の毒です。これが日本であれば高確率で戻ってくると思うのですが、日本万歳、というのは確かにそうだと思うのですが、場所はイギリス。帰ってこない可能性も高い。
オーケストラ奏者が演奏する楽器、とくに弦楽器は想像を絶するほど高額であることも多く、家が一軒二軒、余裕で建つような金額だったりすることもあります。本体だけではなく弓も強烈に高い。単なる棒に見えますでしょうか?四桁万円行くこともあるんですよ。弓も2本入っていたということなので、真っ青を通り越してガクブルになっておられることは間違いがありません。
見つかることを願うとともに、こうして書くことで他山の石、自分への戒めともいたしたい。いつか自分も同じようなミスをしないとも限らない。気をつけましょう。見つけた方はイギリス鉄道警察へ。


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