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アーカイブのあり方を考える。ザルツブルク音楽祭の公演詳細ページに記録写真がバンバン掲載されているのがめちゃいい件。
アーカイブ、記録。音楽についていえばそれは写真であったり映像であったり、音声であったりするわけです。 ホールとかオーケストラとか音楽祭とか、いわゆるコンサート主催者のウェブサイトを見ますと、これからやるコンサートの宣伝はあっても、過去のコ... -
ストライキでオーケストラの完売コンサートが一日前倒しに&ダブルヘッダーに
ストライキというのは日本ではもうほぼ全く聞かない用語になってしまいましたけれども、やりがい搾取はいかんですよ。日本は飼い慣らされてしまっているのだ。立ち上がれ労働者たち!!おお!!・・・・・・って唐突に申し訳ございません。 ロンドンでは大規模な... -
イングリット・ヘブラー死す。93歳
また一人、偉大なピアニストが亡くなりました。モーツァルト弾きとして名を馳せたイングリット・ヘブラー、93歳。亡くなったのはおとといの日曜。あと1月ほどで94歳でした。 Die Pianistin Ingrid Haebler ist gestorben - Salzburger Nachrichtenhttps://... -
バレンボイムのピアノ・リサイタルの代役は・・・3名
巨匠が出てくるはずのコンサートのチケットをあなたは持っていた。実際に会場に足を運んだら巨匠は体調不良でキャンセル、代わりに3名の若者が出てきたら・・・・・・。あなたならどうします?もちろん希望するならチケットのキャンセル(返金)は可能だ。キャン... -
ヴァン・クライバーン国際優勝者のイム・ユンチャンの生き様
ヴァン・クライバーン国際優勝者、というタイトルが諸刃の剣であることはその昔、中村紘子さんが著書で書いておられたのでした。結局のところヴァン・クライバーン国際の優勝者で国際的な大スターに有名になったのは、ラドゥ・ルプーだけやろ(しかもクラ... -
99歳、20世紀を代表するピアノの巨星にして伝説の音楽家メナヘム・プレスラーが昨日、ロンドンの自宅で静かに息を引き取る。
メナヘム・プレスラー没す。1923年12月12日-2023年5月6日。 なんと悲しい日。 世界屈指の音楽家の一人メナヘム・プレスラーが昨日、すなわち2023年5月6日土曜日にロンドンの自宅で息を引き取ったそうです。99歳。ボザール・トリオの創設者としての超絶的な... -
「ストリート・ピアノは大衆社会の崩壊の前触れではないか」という説について
ストリート・ピアノ、日本でもあちこちにありますね。先日、ルールを守らない人が多すぎるという理由で撤去されてしまったストリート・ピアノもありましたね。 アイルランドの新聞、アイリッシュ・タイムズにストリート・ピアノが大嫌いだという24歳の若者... -
フィルハーモニー・ド・パリの大ホールは3日連続で大物がキャンセル
GWですね。GW、してますか! GWで判らない方のためにご説明するとゴールデンウィークですねっていうことです。 このように略語は判らない人にはしばしば全くわからないものなので、私はなるべく使わないようにしています。GWはまだ判るほうかもしれません... -
集まれ!超高齢ピアニストたち
輝ける大人たち。 素晴らしいではないですか。ピアノは生涯のお友達。左右のバランスのとれた姿勢で演奏するので、おそらく健康にもいい。 このたびフランスで108歳のピアニストが録音をリリースするというニュースを目にしまして、すげーわ、どういうこっ... -
アンジェラ・ヒューイットが語る記憶力と絶対音感の関係
アンジェラ・ヒューイットはバッハ演奏で世界的に幅広く知られているピアニストですね。バッハの全部の鍵盤ソロを演奏するって言う壮大なプロジェクト「バッハ・オデッセイ」、日本でもやっていましたね。ほんで、ピアノをやっている方なら常識なのですが... -
エリザベート・レオンスカヤは今夜ロシア(サンクトペテルブルク)で演奏する
レオンスカヤはリヒテルとの数々の共演でも知られるジョージア(当時ソ連)のピアニスト。1978年からウィーンに住み、40年以上西側を生活の拠点としてきました。 そのレオンスカヤは今夜ロシアのサンクトペテルブルクでモーツァルトのピアノ協奏曲第9番《... -
ホロヴィッツの、かつて見たことのない画像をいっぱいみたい?ならFacebookへ
インターネットって便利ですね。もう過去には戻れませんね。その昔、会社の机にパソコンがなかった時代っていうのはどういう風だったのだろうか。もはや想像もつかない。 しかし神様仏様ホロヴィッツは色あせない。永遠に。かつて斎藤雅弘さんが「ガチャー...