ジャナンドレア・ノセダは高価なヴァイオリンをオーケストラに無償で貸与する

ジャナンドレア・ノセダは自分が買った弦楽器(ヴァイオリン7ヶ、ヴィオラ1ヶ)を、自身が2017年から音楽監督を務めるワシントン・ナショナル交響楽団のメンバーに貸与している。しかもオールド・イタリアン(古いイタリアの楽器)で、総額500万ドル(6億6897万円ぐらい)だという。おお!!すさまじい金額だ!!

A music director goes public with a secret stash of private instruments – npr
https://www.nprillinois.org/classic-91-9-hd2/classic-91-9-hd2/2023-04-14/a-music-director-goes-public-with-a-secret-stash-of-private-instruments

「指揮者って儲かるのね」と皮肉を口走ってはいけない。ここで大切なのは、得たお金を通じてそれをオーケストラに、ファンに、世の中に還元していこうという姿勢なのです。自分さえよければ他人はどうなったっていい、という利己主義とは全く異なっていて素晴らしい。しかも今こうして明るみに出たわけですが、当初は匿名で貸与していたというから、とてつもなく凄いことです。ブラボーだブラボー!!。

確かブロムシュテットさんもそういう事をやっていたと以下の伝記本で↓読んだように記憶しています。

「ヘルベルト・ブロムシュテット自伝 音楽こそわが天命」 -Amazon

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