-
ピアニストのアレクサンドル・カントロフ(26)が30万ドルの秘密の賞を受賞
ギルモア・アーティスト・アワードというのがアメリカにありましてですね、太っ腹30万ドル(約4400万円)が貰えるっていう、ピアノの賞としては強烈な賞であると同時に、秘密の調査員数名が長期にわたって調べ、各国のコンサートに通い、「今後の音楽界に... -
公共ホールの危機
給食の会社がいきなり倒産したというニュースがあり、いろんな記事を読んでいるとめちゃくちゃな運営をしていたみたいでやばいな、と思うと同時にクラシック音楽のコンサートの場であるコンサートホール、特に公共ホールと呼ばれる場所も危機にある、とい... -
59億円あったら何をする?
億単位のお金なんて考えたこともないぐらいちっぽけな人間でございます。 59億円ね・・・。これだけあったらいったい何が出来ますでしょうか。あんなことやこおんなこと、夢が膨らみますね。昨今の、給食の会社が激安で請負って倒産とか、そういう悲しい話... -
訃報、西村朗
このところなんだかいろいろな方がどんどんとお亡くなりになっていて、気分があがっていかないですね。昨日は日本音楽界における大物作曲家の一人、西村朗さんがお亡くなりになったというニュースが駆け巡りました。癌だそうです。 作曲家の西村朗さん死去... -
シカゴ・リリック・オペラ、視聴覚障害者のための「サウンドシャツ」を導入
伝統と革新のバランスは常に変化する。変化し続ける世の中に合わせて、すべては変わっていかなければなりません。近頃の若者は、と口にするようになるとあなたは時代に取り残されているのだ。 先月ヨーロッパに行ったとき、町中であまりにも沢山のタトゥー... -
コンサートの妨害をする環境活動家のテロへの正しい対処法
環境活動家が今度はスイスのルツェルン音楽祭に現れました。しかも今回は演奏のまっただ中に現れた。さらにはブルックナーという、クラシック音楽といっても古今東西いろいろあれど、最もコアな客が集う、最もオタク的要素の高い、最もやべー演目だ。おや... -
林喜代種さんの思い出
ついに名前の由来を聞かかずじまいでした。 一回聞けば絶対に忘れない不思議な名前。それが喜代種さんでした。きよたね、と読みます。私が武蔵野市民文化会館に勤めるようになってからすぐにお知り合いになりましたので、2009年の秋からですね。なぜかとい... -
世界最高のテノール歌手の一人、スティーヴン・グールドが末期癌で余命10ヶ月
スティーヴン・グールド(ステファン・グールドとも)は日本でもその名を知られたアメリカの大テノール歌手。胆管癌と診断され、余命10ヶ月、治療法なしという状況だそうで、公式サイトでファンに別れを告げています。 Stephen Gouldhttps://www.stephengo... -
クラシック音楽に足りないのは(求められるのは)ワクワク感である
何を言うてんのや、と言われるかもしれません。クラシック音楽は静かに座って聴くもので、派手にワーキャーと騒ぐようなものではない!不謹慎だ!という声も聞こえてくるようだ。 でも待って。じゃあみなさんは何を求めてコンサートに行くのですか。非日常... -
アナトール・ウゴルスキ死す
アナトール・ウゴルスキがきのう、長く住んだドイツのデトモルトで亡くなったそうです。80歳。 EXZENTRIKER AM KLAVIER -BRhttps://www.br-klassik.de/aktuell/news-kritik/pianist-anatol-ugorski-gestorben-100.html 若い世代の人にとっては「ウゴルスキ... -
昨日からバズりまくっている動画(iPadが演奏中にフリーズ)でピアノを弾いている本人にお話を聞いてみた
iPadを使って演奏していて演奏中にiPadがフリーズしたら・・・そんな恐怖なイベントについて考えたことのある方はどのくらいおられますでしょうか。 「そんなことないだろう」と思いながら、というかむしろそんな事態について思いを馳せることなく皆さんガ... -
クラシック音楽とグッズ販売
グッズというのはロックやポップスのコンサートでは生命線というか、とても大切な収益の一つなのだそうです。グッズがバカスカ売れることでむしろ黒字になるみたいな部分もあるのだとか。 私はそれを見て常々、クラシック音楽でもグッズ販売が展開できない...