パリ・オペラ座と言えば?
はい!正解は、、、、越後製菓!!
このCM好きだったんですよね。正解はピンポーン!越後製菓!!
ちょうど我が家の子供たちもお餅が好きだからまさにドストライクで正解だ!!
で、パリ・オペラ座といえばいったいなに?ドロドロとした政治闘争?それともポリティック?はたまたドイツ語で言うところのポリティーク、イタリア語のポリティカのことか!!(全部一緒)
ともかくドロドロした、欲望と羨望と嫉妬もうずまき、せむし男が地下プールに暮らし、音楽監督を次々と追い出してしまう屋敷、それがパリ・オペラ座。しかし、ネガティブな悪い話ばかりではもちろんない。フランスの音楽文化に与えてきたインパクトはとてつもない。
そもそもがルイ14世にまで遡るからな。350年以上も昔のな。
ところが、これまでこの400年近い歴史のなか、ただの一度も、ユース・オーケストラが持たれた事はなかったのだという。それがついに作られた、ということで、なるほどこれはおもしろい。
ADO, THE PARIS OPERA’S FIRST YOUNG LYRIC ORCHESTRA PROGRAMME – Opera National de Paris
https://www.operadeparis.fr/en/news/ado-the-paris-operas-first-young-lyric-orchestra-programme
それだけ未来への危機感を持っているということでしょう。かつては黙っていても人が集まってきたしかしこれはちょっとまずい、ユース・オーケストラで即戦力を、となってきているのかもしれない。そうでないにしても、そうなる前にやりましょう、ということかもしれない。
はたまたもしかするとこれは純粋なポリティック、つまり、子供たち、未来、持続可能性、そういうお題目を掲げることで助成金が出る、とかそういう逆からの思考かもしれません(そしてそういうこともこの世の中、往々にしてある)。
まあそれでもええやんけ、文化の底上げ、子供たちの輝く目、それこそが俺たちの生きがいだ。大人の汚い闘争にはつかれっちまうよ。
では実際にこのプログラムでは何が行われるか。12-18歳までのパリ一帯の音楽院の学生が参加出来るようで、音楽院で授業があり、オペラ座でリハーサルがあり、歌とダンスのワークショップあるということで、総合的にいろいろと学べるようだ。そもそもがパリ・オペラ座はダンスのための学校としてスタートしているからして、ダンスを学ぶのはとても正しいことだ。オペラ座のオーケストラや歌手からもさまざま学べるのであろう。プログラムの仕上げとしてオペラ・バスティーユ(新しい方)でコンサートを行えるとあります。オペラ座の舞台に立てるなんて、なんというワクワク。今後これがうまく行けばピットに入ってオペラ全曲、とかやる日も来るかもしれない。
オペラな、なにやろっか。
おっしゃ、ほなここはいっちょう「リヒト」いってみよか(大反対は必至)。
ふざけたことを書いているようですが、私自身は「現場が全て」とは言いませんけれど、現場の空気感を知っていることはあらゆる世代にとって非常に有益と考えています。それによってお互いをリスペクトする気持ちも生まれるし、よりスムーズにいろいろな事が進むようになると思うんですよね。
机だけで物事は動かないよ。
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