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ラヴェルのボレロは誰の作品なのか
ラヴェルのボレロというと、最も奇妙で最も効果的で最も大好きで最もいけている最も最高の・・・・・・ま、ええ曲ということやね。 15分間ひたすら同じ2つの旋律が繰り返されて、ひたすらクレッシェンドしていって、最後にカタストローフ!!うおーー!店長来た... -
ルノー・カプソン、聖火リレーに参加する
ほのぼの系のニュースはお好きですか。私は大好きです。このところオリンピックというとどうも不正の温床がとか、膨らむ一方の赤字、そういった言葉もチラついて純粋に楽しめなくなっていますが、それでもなんのかんの楽しんで見ている。 今年はパリでオリ... -
ヴァン・カイック弦楽四重奏団ツアーブログ【その3】良く弾き、よく食べる
祖母の家に行くと大量のご飯が出てきたものです。大学生になって東京に住むようになり、実家にかえると大量のご飯が出てきたものです。ありがたいことです。よく食べる、それが若者の務めの一つでありましょう。 ヴァン・カイック弦楽四重奏団は、実はコン... -
愉快な奴ら、ヴァン・カイック弦楽四重奏団は満席の横浜を沸かす。今夜は浜離宮朝日ホールへ。そして不思議な花束について。
ヴァン・カイック弦楽四重奏団の昨晩の横浜公演、ご来場有難うございました。パリのエスプリ的な内容のプログラムは彼らからの提案。そしてそれを快く受け入れていただいた横浜楽友会に感謝、の一夜でした。 鶴見のサルビアホール、弦楽四重奏の最後のパラ... -
フランソワ・グザヴィエ=ロト、セクハラ疑惑報道を受けコンサートを降板、謝罪。
指揮者は権力を持つわけです。あらゆる権力はなんたらかんたら、という警句も世の中にあります。権力を持つ立場の人間は、それを笠に着るようなことがあってはならぬ、ということをひたすらに考え続けなければならないわけですけれども、そうはいっても人... -
ドゥダメルはなぜパリ・オペラ座を辞めたのか
ドゥダメルといえば、ベネズエラで生まれた「エル・システマ」の最高の成果というか、もっとも有名な存在で、クラシックの後発国つまり日本における小澤征爾、韓国におけるチョン・ミョンフンみたいな立ち位置の人ではないかと勝手に私は思っていて、それ... -
音楽家と楽器の問題
音楽家は楽器を運ぶ生き物です。ピアノやチェンバロのようにぜってーに運べない楽器を除いて。あコントラバスも無理だね。 自分で運転して全国走り回るという人もいれば、公共交通機関に乗りますねという方もおられる。日本の場合はそれでもけっこう自由が... -
ルノー・カプソン、勲章をもらう
カプソンというのは不思議な名前であることよと思いますね。不思議な名前。しかしもうすっかり慣れっこになったから人間とはなんと不思議な生き物なのでしょう。 音楽家とカプソンには二人いて、兄のルノーと弟のゴーティエ、兄がヴァイオリンで弟はチェロ... -
アデール、ルンデへ
指が勝手に打ったんですよ。アデール、ルンデへ。ほんでハッとした。「る」と「で」が一緒だね。これだけでも親和性が高いのがわかるね(本当か)。るかろかるかろかるかろか、ねかわかねかわかねかわか。ピタゴラスイッチの見過ぎやね。 アリス・アデール... -
アリス・アデール、自由自在。
むかしなんか学習本で自由自在っていう本があったな、と思いました。いまみたら今でも売ってるんだね。自由自在。すっかり今風になっちゃって。 アリス・アデールの演奏はじつに自在なコントロール。78歳とは思えぬパワー。驚きでしたね。ネット上でも大絶... -
アリス・アデール一日目ありがとうございました。
みなさまごきげんよう。ごきげんですか。ごきげんです。アリス・アデールさんもご機嫌でした。写真が下手でごめん。いや、でももしかしたら後光が差しているというように見えなくもないね。 コンサート直前、楽屋に呼びに行きましたところ固く緊張のおもも... -
というわけで今日はアリス・アデール。お待ちしております。
いよいよ、アリス・アデール。「アデール、呼べないかな」と思ってから10年ぐらい経ってしまいましたが、あんなことやこんなことがあって、そういうことがナニして、気がつけばアデールさんは東京へとお着きになり、日本食を食べトレボン!(とてもおいし...