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パリのオペラ・ガルニエは来年1月で完成から150年。記念イベントを年間通じて開催
パリ・オペラ座は来年1月5日で完成から150年。つまり1875年1月5日に完成したわけだ。ここがガルニエと呼ばれるのは、建築家の名前がシャルル・ガルニエだったから。そもそもの発端はナポレオン三世が立ち上げたプロジェクトだったのだよ。長らくパリのラン... -
ロン=ティボー国際の出場者32名が発表。そのうち25名がアジア人で、フランスからはたった1名
フランス人は一人しかいないんだって。ほーさよか。 パリで開催されるロン=ティボー国際コンクール、フランスを代表する国際ピアノの(とヴァイオリン)コンクールと言えましょう。古くはサンソン・フランソワが優勝したことでもしられる。むしろ、サンソ... -
ナントの本家フォル・ジュルネ音楽祭がチケット発売直前に大幅な予算カットに直面
なんと!! まあ、決まっているんですよ。だいたい。何かフォル・ジュルネ関係でニュースがあったときはこのように叫ぶことが決まっている。日本でもゴールデンウィークの東京の風物詩的な感じになっているフォル・ジュルネ音楽祭は、フランスのナントが発... -
盗まれたオフェリー・ガイヤールの2億円のチェロ、発見。容疑者3人逮捕。
おめでとうおめでとう。おめでとうございます。よかったですね。 およそ130万ユーロ、日本円で2億円以上の価値があるとされる超高級チェロが、盗まれてん、しかも2回目。 https://officeyamane.net/gaillards-cello-is-stolen/ という衝撃的な事件が起こっ... -
フィリップ・ジョルダン、フランス国立管弦楽団へ(2027年から)
フィリップ・ジョルダンがフランス国立管弦楽団の音楽監督になることが発表されました。2027年から。あと三年後からやね。 フィリップ・ジョルダンは知っている人は知っているが知らない人は知らない指揮者で(当たり前や)、パリ・オペラ座の音楽監督を20... -
フランス人チェリスト、オフェリー・ガイヤールのチェロ、盗まれる(2度目)
弦楽器奏者にとって楽器は命の次に大切。あるいは、命よりも大切、かもしれませんね。そんな楽器が盗まれたら、どんな気持ちになるのか、それはもう、つらく悲しく、絶望。そんな体験は誰もしたくないと思いますが、オフェリー・ガイヤールにはその試練が... -
トン・コープマンにフランス芸術文化勲章
いいですか、勲章は受章するんです。受賞じゃないんです。漢字が違うから気をつけてください。なおあげるほうは「授」章と書くのでお気を付け下さい。シミュレーションと書くのであってシュミレーションではない、というのと同じ事です。どうかお気を付け... -
この年末、ジョン・エリオット・ガーディナーの代役にクリストフ・ルセ
うーむまさかの、なるほど、だがしかしこの人しかいないのか。この人を見よ!! 今年12月に計画されているモンテヴェルディ合唱団・管弦楽団のヨーロッパツアーは、ガーディナーの退任にともない誰が振る?なんとフランスを代表する音楽家でありますクリス... -
ジャン=ギアン・ケラス、来週ウクライナへ。キーウでチャリティコンサートを開催。
ジャン=ギアン・ケラスは日本でも高い人気を誇るフランスのチェリストです。今年の秋にも来日することになっていますね。 そのケラスが来週ウクライナを訪れ、キーウでチャリティコンサートを行う(2024年8月19日月曜19時から)、ということを発表しまし... -
クロアチアの海から16世紀のトランペットが発見される
1500年代のトランペットとは何ぞ。夢がもりもりしますね。 クロアチアの海の中で見つかった難破船を、クロアチアの国際水中考古学研究所の主導で調査していたところ、赤いボウルの破片、銀の陶器の破片などさまざまな貴重な資料に加え、世界でも稀な、当時... -
ラヴェルの未発表管弦楽作品『シャンソン・ギャラント』がモンペリエ音楽祭で演奏される
モーリス・ラヴェルの、誰も知らなかった未発表の作品『シャンソン・ギャラント』がおととい、フランスのモンペリエ音楽祭で演奏されたそうです。5分に満たない小品で、小オーケストラと混声合唱のために書かれていると。全18ページ。詩はアルマン・シルヴ... -
ケルン市、フランソワ=グザヴィエ・ロトとの契約を1年前倒しで終了
今年5月にセクハラで告発され活動停止中のフランソワ=グザヴィエ・ロトがケルン市との契約、すなわちケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団およびケルン歌劇場との契約を予定よりも1年早く終了することになったというニュース。「双方の合意により協力関係を解...