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シカゴ・リリック・オペラ、視聴覚障害者のための「サウンドシャツ」を導入
伝統と革新のバランスは常に変化する。変化し続ける世の中に合わせて、すべては変わっていかなければなりません。近頃の若者は、と口にするようになるとあなたは時代に取り残されているのだ。 先月ヨーロッパに行ったとき、町中であまりにも沢山のタトゥー... -
世界最高のテノール歌手の一人、スティーヴン・グールドが末期癌で余命10ヶ月
スティーヴン・グールド(ステファン・グールドとも)は日本でもその名を知られたアメリカの大テノール歌手。胆管癌と診断され、余命10ヶ月、治療法なしという状況だそうで、公式サイトでファンに別れを告げています。 Stephen Gouldhttps://www.stephengo... -
天文台で音楽を聴くという体験
いろいろなところでコンサートが行われるご時世です。ご時世ですって言うか、そもそもコンサートホールでコンサートをするという習慣はそこまで古いものでもないわけですが、何となくすり込まれている概念でもあります。 コンサートはコンサートホールです... -
ベートーヴェンの頭蓋骨の破片がウィーンへ帰還
ベートーヴェンの頭蓋骨って、旅に出てたんですって。知らなかったです。そんなこともあるんだね。あるんだなあ。 ハイドンの頭蓋骨については死亡後わりとすぐ墓から盗まれて人から人へ、150年ぐらいさまよってようやく身体のもとへ帰還、という逸話があ... -
訃報:アンドレ・ワッツ(77)、アメリカのピアニスト
昨日は外山雄三氏の訃報があり、そしてアメリカではアンドレ・ワッツの訃報がありました。癌だったそうです。77歳。 Le pianiste André Watts est mort - Diapasonhttps://www.ledevoir.com/culture/musique/794554/1946-2023-le-pianiste-americain-andre... -
ムーティ後、シカゴ交響楽団の音楽監督には誰に?
長文の記事が出まして、何かというと、シカゴ交響楽団の音楽監督、ムーティがその役を終えたその職を次に継ぐのはだれか、という予測ものですね。予想、予測、推測、皮算用、そのあたりの話はみなが大好きですね。私も大好物です。今夜の夜ご飯は我が輩は... -
リッカルド・ムーティ(81)、13シーズン音楽監督を務めたシカゴ交響楽団を退任
世界を代表するイタリア人指揮者リッカルド・ムーティ(81)が、アメリカ屈指のオーケストラ、シカゴ交響楽団の音楽監督の職を退任しました。2010年に就任。やめるわもう歳やし、こんどこそもうやめる、あ、でもやっぱり延長、とかそういうのがあって、結... -
ボストン交響楽団の新しいファゴット奏者は20歳
オーケストラの、しかも世界一流のオーケストラの奏者になるというのは、滅多なことで実現するものではない。しかしこのたびボストン交響楽団に新たに入団したコントラファゴット奏者のサミュエル・ワトソン君は、なんと20歳というではないか。すげえ。 Bo... -
イスラエル・フィル、渋滞にはまって動けなくなる
世の中、何事もスムースに行っていることを感謝しないといけないのです。私もただいまお仕事を頂きましてあるオーケストラのツアーに同行しており本日は札幌よりお届けしていますが、ツアーという物はプロフェッショナルな方々のプロフェッショナルなお仕... -
ヴァン・クライバーン国際ジュニア、韓国人15歳が制す
アメリカで開催されている、ピアニストのための国際コンクールで恐らく最も有名なのがヴァン・クライバーン国際コンクール。このコンクールにはいわゆる誰もが知っているものとは別に2つの部門が存在しており、一つがアマチュアを対象にしたアマチュア・コ... -
メトロポリタン歌劇場の2022-23シーズンはチケットの売り上げが5%上昇、聴衆の平均年齢は6歳低くなる
ニューヨークのオペラの殿堂、メトロポリタン歌劇場が2022-23シーズンを終えて、チケットの売り上げが昨年度よりも5%上昇した、という報告が出ています。 Met Opera box office has slight uptick in 2nd season after pandemic - APhttps://apnews.com/ar... -
ジュリアード音楽院、教師と学生間の恋愛を全て禁止へ
ジュリアード音楽院で作曲家の主任教授だったロバート・ビーザー(69)はもはや教授ではない。なぜならセクハラそしてパワハラ疑惑を告発され、音楽院側がそれを認めたからです。本人はセクハラを完全否定しているものの、学校側の独自調査に基づいて解雇...