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フィラデルフィア管弦楽団はリサイタルをもっと開催する
昨日のミネソタの話題はちょっと明るい話でしたけれど、 https://officeyamane.net/minnesota-shrinks-the-loss/ ヤニク・ネゼ=セガン率いるフィラデルフィア管弦楽団の場合はもう少しチャレンジ精神が必要かも知れない。昨年は64パーセントの収容率だっ... -
ミネソタ管弦楽団の損失は10分の1に大幅縮小
アメリカのミネソタ管弦楽団の2022年の収支が公表されて、2021年よりも大幅に改善されたという話。その大きな理由は、観客が戻ってきたから。 https://www.twincities.com/2023/01/25/minnesota-orchestra-announces-fy-2022-results/ 明るい話は大好きで... -
マイケル・ティルソン・トーマスがやり遂げたいこと
MTTというちょっと変わった、ユニークな愛称で呼ばれる指揮者がアメリカにはいます。丸眼鏡のおっちゃんなんですが、エムティーティーは本人のイニシャルを並べたもの。マイケル・ティルソン・トーマス。 去年の春から進行性のがんという病気と闘っていて... -
ユジャ・ワンの新しいアルバム「アメリカン・プロジェクト」
クラシックの音楽家が新しいCDあるいは録音を出すと言うことに対する難しさやハードルはますますあがっていて、出す意味ある?とすら思うこともよくあります。 あるイギリス人の老ピアニストから言われてなるほど、と思ったのですが、録音というのはポート... -
ユジャ・ワン・プレイズ・ラフマニノフ(全部)
いや、なんかユジャ・ワンがあちこちでラフマニノフをやたらいっぱい弾いてるなってぼんやりと思ってたんですよね。ほんと、うっかりしてました。 いや別にうっかりしてたわけでもないんですけど、今月28日にユジャ・ワンがニューヨークのカーネギーホール... -
《くるみ割り人形》で急遽ヴァイオリン奏者が指揮し大成功を収める
指揮って、ただ腕を振り回しているだけじゃん?と感じる人も多いですし、実際指揮者ってなんなの?っていう素朴な疑問をお持ちの方も世の中には多くおられることでしょう。つまり、指揮者がどんだけやばい職業なのか、知らない人がほとんどだと言うことで... -
苦境のメトロポリタン歌劇場、新作オペラ製作に力を入れる方向にシフト
ニューヨークタイムズ紙によりますと、メトロポリタン歌劇場の今シーズンの来場者数はかなりやばいということであります。3億600万(406億円ぐらい)ドルある基金(資本金みたいなものか)から来シーズン最大3000万ドル(40億円ぐらい)を取り崩すというこ... -
ジュリアード音楽院の作曲科のトップを務めるロバート・ビーザー、セクハラ疑惑で休職
作曲家で、ジュリアード音楽院の作曲科のトップを務めるロバート・ビーザー(68)が先週の金曜日に休職に入った理由は穏やかではない。 これまで長年ビーザーのセクハラや不正行為が疑惑の目で見られていたところ、ベルリンのVANマガジンが6ヶ月かけ調査を... -
メナヘム・プレスラー99歳
今日ではなくておとといなんですけれど、ピアノ界のレジェンド、メナヘム・プレスラーが99歳になりました。1923年12月16日生まれ。ボザール・トリオの創設者にして最後までピアニストを務めた人物。小さな偉人。なおボザール・トリオは1955年創設。昭和30... -
メトロポリタン歌劇場とウィーン楽友協会を襲っているサイバー攻撃の話
ニューヨークのメトロポリタン歌劇場はこの1週間ほどサイバー攻撃を受けてサイトがダウンしたままです。いまメトロポリタン歌劇場のサイトにアクセスすると、以下のメンテナンス中ページに飛ばされるようになっています(上画像)。 http://maintenance.me... -
デトロイト交響楽団で聴衆が人種差別的な発言をする
デトロイト交響楽団の主催した先週金曜日のジャズコンサート中に、聴衆の一人が人種差別的な言葉を叫んだそうです。具体的な内容は明らかになってはいませんが、オーケストラはSNSでこの事件に関して謝罪し、叫んだ人物を特定できたら同オーケストラのコン... -
アスコナス・ホルトがサンフランシスコ音楽院に売却へ
アスコナスとかホルトとか言われてもほとんどの皆様にはぴんとこないと思うのです。アスコナスなどという言葉に触れることは日常において全くないでしょう。ラーメンやソーメンならいざ知らず、アスコナスさんやホルトさんなのですから!! しかしクラシッ...