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デトロイト交響楽団で聴衆が人種差別的な発言をする

© Andrew Jameson (CC BY-SA 3.0)

デトロイト交響楽団の主催した先週金曜日のジャズコンサート中に、聴衆の一人が人種差別的な言葉を叫んだそうです。具体的な内容は明らかになってはいませんが、オーケストラはSNSでこの事件に関して謝罪し、叫んだ人物を特定できたら同オーケストラのコンサートから永久追放すると声明を発表しました。

https://www.nbcnews.com/news/us-news/audience-member-shouts-racial-slur-detroit-symphony-orchestra-concert-rcna61162

クラシック音楽やジャズのコンサートというのは基本的に演奏者以外は静かにしているものです。そのため、静かな瞬間はとても静かです。そういう瞬間を狙って声を上げればその空間が一瞬にしてそのノイズでかき乱されるわけです。しじゅうワーワー叫んでいるサッカースタジアムなんかとは趣が全く異なります。もちろんワーワー騒ぐのも楽しくていいですよね。マスクなしで気持ちよさそうだ!とカタールからの中継をabemaで見ながら思っています。

当該人物はどうして叫んだのか。演奏に失望したのか、演奏者が気に食わなかったのか、たまたま虫の居所が悪かっただけなのか。ちなみに叫んだのはコンサートの終わり頃だったそうです。

何にせよクラシック音楽やジャズのコンサートで叫ぶのは演奏が終わった後のブラボー(あるいはそれに類するもの)だけ、がよろしいですね。ブラボー、日本でも控えめにゆっくりと戻ってきていますけれど、もう思いっきり叫んでよろしいかと思いますよ。ブラボーなら大好物です&大歓迎です。

「最近ブラボーがインフレしている」(みんな簡単にブラボーブラボー叫びすぎ)という意見もありますけれど、楽しみ方は時代によって変化していいと思いますし、思いっきり会場全体がブラボーと叫んでホールを揺らすって言うのはひたすらに気持ちがよいしアドレナリンも全開になりますし普段のストレスも発散されるので極めて健康的でよろしいかと思います。少なくとも、その場で「けっ、つまんねー」と思うよりよろしいと思いますね。仮に自分が「けっ!この演奏つまんねー」と思ったとしても、聴衆のブラボーの叫び声を愉しむって言う楽しみ方もあります。なぜか。気持ちいいから。

ブラボーでホールが揺れるのは最高だっ!!

興奮いたしました。話を戻しますと、コンサートホールというのはたいてい音響効果を狙って作られていて、つまりある程度以上長い残響がある場合も多く、そういう場合実は誰が何を叫んだのかということが判りづらかったりします。どこから声が飛んできたのかが判りづらい、さらに言葉も残響でミックスされて何と言っているか聞き取りづらいのです。

さすがに隣に座っている人にはわかりますが、別のブロックの人にはもうわからない、そういう感じだったりします。「だいたいあのへん」ぐらいは判るかも知れませんけれど、瞬時の特定は困難です。当該人物の特定には隣近所に座っていた人たちの全面的な協力が必須です。間違った人を特定してしまう危険があるからです。誤りなく速やかに特定されることを願っております。

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