いまズートン・ワンが日本にいて、今日の米子を皮切りに全国ツアーがはじまる。そういうタイミングでというわけではないのですが、かつてズートン・ワンも学んだアメリカ、フィラデルフィアの名門カーティス音楽院に7歳の女児が入学したというニュースです。オリヴィア・リー(Olivia Li)。
我々はこういう音楽院というと音楽大学的な年齢層を想像しがちですが、欧米の音楽院はもう少し年齢層は若くても入れるのです。日本ではまずは日本の大学を出てから留学せよという意識の方も少なくないですが、大学を出てからだとやや遅い、そういうイメージもあったりします。カーティス音楽院についても、年齢の下限は設けられていません。
しかしさすがに7歳で音楽院に入ったというのはびっくりですね(今年ピアノ科には154人の応募があり合格者4名。倍率38.5!そのうちの一人)。いわゆるこどものための音楽教室、とかではなく、ちゃんと音楽院の学生として入学を認められたということになります。天才たちが集う音楽院においても一目置かれるべき相当な才能である、ということになりますね。
もちろんいわゆる小学校の教育はカーティスでは受けられないので、別にどこかの学校に所属しつつ、ということになるかと思われます。
なお、カーティス音楽院によると、これまで100年を超す学校の歴史で、10歳に満たず入学した学生は13人。彼女で14人目となるそうです。
そんなとんでもない人ってだれなのって思いますよね。ナージャ8歳。アビー・サイモン8歳。ゲイリー・グラフマン7歳。うむ。グラフマンというと、ユジャ・ワンやラン・ランを育てた名教師として知られるお方です。
世界屈指の超絶大スターはいないか?しかしそれなりに名を知られた著名人がいる、という印象。とてつもない才能をもっていてもなお、大スター音楽家になる、つまりピラミッドの頂点の頂点を目指すということは、本当に困難な茨の道であるのだなということでもありますか。
なお最年少入学は先日お亡くなりになったルース・スレチェンスカの5歳2ヶ月(ただし数週間でやめたともあり)。
いずれにせよ7歳で入学っていうのはとんでもないことには違いがなく、これからの豊かなご成長をお祈りするものです!


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