さようなら2023、今年一年ありがとうございました。

今年の最終日となりました。最終日までブログを更新して実にえらい自分。大学生の頃に、だれにでも判るように専門用語は使わないか、使ったとしても分かりやすいようにコメントをつける、ぐらいな気持ちで、だが毎日更新する、という決意表明を(心の中で)やりまして、ソーテックというデスクトップパソコンをカチカチやりながら始めたブログ書きという行為。気がつけばもう人生の半分以上、ブログを書いてきました。

って書くと大層な感じがしますが、まあでもいろいろあったよね。

今年は皆様どういう年だったでしょうか。私もつらつらと振り返ってみると、いろいろな方に助けられて今の自分があると痛感しています。1月は吉田志門さんのリサイタルを主催させていただきました。満席で実に感慨深い。自分がホールで働いていた時とは全く感覚が違い、心が引き締まるような思いでした。

3月はコパチンスカヤさんのツアーをヘルプいたしました。ケタケタと明るく笑うお声が印象的。ピアニストのアホネンさんに日本語、特に関西弁での名字の意味をお伝えしてみんなで大爆笑しました。4月に次男が小学生になりましたが胃腸炎になり痛くて泣きながら欠席しましたごめん。

5月はロイヤル・フィルのツアーのヘルプを、6月はベルリン交響楽団のツアーのヘルプを致しました。お声をかけていただき感謝。8月には約10年振りにヨーロッパへ行き、ベルギーのビールのお値段が倍になっていることに驚愕。ブルージュ国際古楽コンクールのファイナルを見学(来年4月にツアーをやります)したのち、初ロンドンも。ザルツブルクではヤメン・サーディに初めましてしてきまして、そのあと大学の先輩とアウグスティナー飲み。

9月は武蔵野市国際オルガンコンクールのお手伝いをさせていただき、10月にはいよいよ初めての招聘事業、ジョルディ・サヴァール&エスペリオンXXIのツアーを実施。3公演という少ない数のツアーでしたが全公演完売、めちゃくちゃお元気でダンスを強烈に演奏されるお姿に驚愕。11月はベルリン・フィルのツアーのお手伝い。キリル・ペトレンコさんはとてつもない存在でした。そしてそのままの流れでヤメン・サーディの東京リサイタルデビュー2公演を実施できたのも本当にいい思い出になりました。

ヤメン・サーディと入れ替わりで入国されたクレール・オペールさん(この本の著者です)の国内イベントのお手伝いもさせていただきました。都内病院の終末病棟でチェロを演奏され、その場で演奏中にお亡くなりになった方がおられたのはいろいろと考えさせられました。12月にはアンドレア・ロベルトの初来日コンサート。ロッシニアーナ全曲は実に鮮やかで音楽的にも充実。この人は有名になる気がする。

こうして振り返るといろいろ充実していた、と言ってよろしいのではないでしょうか。なかなか忙しい一年でした。ここには書いていないことでもあんなことこんなこといろいろありました。ありがとうございました。皆様に改めて感謝&感謝。来年はもっといい年になるよう、頑張ります。

来年もまたブログで、そしてコンサート会場でお会いしましょう。良いお年を。ハブアブレイク、ハブアグッド2024!

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