2023年11月23日[木・祝]19:00開演 / 武蔵野市民文化会館小ホール

2023年11月23日[木・祝]19:00開演 / 武蔵野市民文化会館小ホール

ヤメン・サーディ ヴァイオリン・リサイタル

栄光のウィーンの伝統継承者日本デビュー!

10代よりバレンボイム率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団のコンサートマスターとして活躍していたサーディは、昨年10月にウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任し世界をあっと驚かせた(現在トライアル中)。ウィーン・フィルの演奏会でもコンサートマスターを務める姿が見られており、まさに世界の注目を浴びるヴァイオリニストといってよい。そのサーディが11月、日本で初のリサイタルを開催する。栄光のウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィル、そして世界のクラシック音楽界の未来を担う期待の超新星による大注目のリサイタルは見逃せない!

独占インタビューも掲載中!:8月にザルツブルクでインタビューをしてきました!こちらからお読みください

日時・会場

2023年1123日(木・祝)19:00開演 (18:30開場)
武蔵野市民文化会館小ホール(東京) [地図] 
JR中央線「三鷹駅」北口徒歩15分

出演

ヤメン・サーディ(ヴァイオリン)
沢木良子(ピアノ)

チケット

全席指定 3,500円 完売

プログラム

プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番

— 休 憩 —

フランク:ヴァイオリン・ソナタ

[演奏時間:前半40分/後半40分を予定]
※曲目は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください

動画:

出演者プロフィール

ヤメン・サーディ(ヴァイオリン) Yamen Saadi, Violin

25歳にして2022/23シーズンよりウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。正式採用を目指し現在は試用期間中の身である。ソリストとして、室内楽奏者として多忙なキャリアを送っており、ベルリンのモルゲンポスト紙に「魅惑のサウンド」と評された。2022年5月にはレオニダス・カヴァコスの代役としてイスラエル・フィルにソリストとしてデビューを果たす。落ち着きあるリリシズム、そしてその若さからは想像できない技術と優雅さを併せ持つ。

これまでにソリストとしてシュターツカペレ・ベルリン、イスラエル・フィル、ヨーロッパ室内管、ポーランド国立放送響、バレンシア管弦楽団、クレメラータ・バルティカ、ハーバード管、ガリラヤ室内管、エルサレム響などと共演し、ダニエル・バレンボイム、ローレンス・フォスター、レオニダス・カヴァコス、ヤロン・トラウブ、クリストフ・ポッペンなどの指揮者と共演している。

カーネギーホール、ラインガウ音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、エルサレム音楽祭、シュロス・エルマウなどヨーロッパ、アジア、アメリカの様々な音楽祭やコンサートホールで演奏をしてきた。

2022年1月にはプーランク、イザイ、フォーレの作品をピアニストのナタリア・ミルシテインと収録した初のリサイタルアルバム『Voices From Paris』をリリース。この録音は、「名人芸、叙情性、抑制された表現力が完璧にブレンドされている」、「素晴らしいしなやかさ、柔軟性、細かく幅広いダイナミックレンジ」などと絶賛された。

ナザレに生まれ、同地のバレンボイム=サイード音楽院でヴァイオリンを学び始める。その後、イスラエル・フィルのコンサートマスター、チャイム・タウブの指導を受け、11歳でウェスト=イースタン・ディヴァン管に入団し、17歳で同オーケストラのコンサートマスターに就任。バレンボイム・サイード・アカデミーで学士号を取得するとクロンベルク・アカデミーでミハエラ・マーティンに師事し、修士号を取得した。

2020年にはアビブ・コンクールおよびポール・ベン・ハイム・コンクールの両方で優勝する。また、アメリカ=イスラエル文化財団およびプリンス・フォン・ヘッセン賞より奨学金を授与されている。

室内楽奏者としても活躍しており、設立に関わったピアノ五重奏団キャンティ・アンサンブルでヨーロッパ全土をツアーしている。2022年このアンサンブルは権威あるKersjes賞を受賞した。使用楽器は1734年製のストラディヴァリウス「Ex Lord Amherst of Hackney, Ex Fritz Kreisler」。


沢木良子(ピアノ) Ryoko Sawaki, Piano

桐朋女子高等音楽学校音楽科卒業、同年渡仏。パリ国立高等音楽院ピアノ科を最優秀で、室内楽科を満場一致の最優秀で卒業。同時にエクリチュール科に於いて高等ディプロム取得。2000年文化庁在外芸術家研修員となり更に研鑽を積む。
1989年、1994年PTNAピアノコンペティション金賞受賞、サンマリノ音楽祭に招待。1999年Forumde Normandie室内楽コンクールにて3位入賞、2002年ブルガリア・アルベール・ルーセル国際コンクール3位入賞、翌年ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール、ファイナリスト。同年講習会先のイスラエルにて最優秀ロマン派演奏賞受賞。2006年帰国後はソロリサイタルを開催、またPMF(パシフィックミュージックフェスティバルin札幌)の公式ピアニストを務め、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団やウィーンフィルハーモニー管弦楽団のメンバーと共演するなど、現在多方面で活動を展開している。

主催:オフィス山根 提携:公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団
協力:
ミュージックパートナーズ

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