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シュテファン・テミング&マルグレート・ケールのツアーをいまさらだが振り替える:運搬編
シュテファン・テミング(リコーダー)&マルグレート・ケール(ハープ)の日本ツアーは、、、もう2週間前に終わっているわけです。いまさら振り返るのか、はい、振り返ります。なぜなら面白かったから。面白かったというのは、演奏もそうだが、運搬関係も... -
先生がな、ストラドを貸してくれてん。
優秀な生徒を持つこと、それが教師によっての喜びでありましょう。ハンガリーのジェルジ・パウクは、昨日で88歳。米寿だ・・・・・・。ていうかパウク先生ご存命だったんですね。失礼ながらそんな風に思ってしまいましたが、長生きなのはいいことだ。 さす... -
NAXOSがゲーム業界と提携へ
業務提携ってやつですか。 リリースを読んでみてもいまいち、どういうことなんかが理解できない私はきっと頭がトーフとかトコロテンとかで出来ているのでしょう。なんやこれは。「ナクソスがビデオゲーム・プラットフォームと提携。Reactional Musicとの提... -
世界初?スウェーデンでロボットがチェロを弾いてオーケストラと共演
スウェーデンの気鋭の作曲家、ヤコブ・ミュールラッドの新作は、オーケストラとチェロのためのVeer (bot)という曲。チェロは、ただし、人間ではなく特別に製作されたロボットが演奏する!!バーン! なんのこっちゃ。 そういうきょとんとした反応をしてし... -
VRで指揮者になろう。ゲーム「MAESTRO」がリリース
指揮者になりたい?でも大勢の人に見られるなか棒を振り回すのは恥ずかしいだって?なんだわがままだな!そんな君も、そこのあなたも、VRでなら、いますぐ指揮者になれる。そう、ゲームMAESTRO(マエストロ)で遊べばね! コントローラーを使わず、本物の... -
ヤノシュ・オレイニチャク、死去
72歳。10月20日日曜日、心臓発作だったそうです。若い。亡くなったその日曜にランチをともにした友人によれば、健康上の問題をかかえてはいたが、将来のすごいプランについて話し合ったそうなので、ピンピンしていていきなり、という感じではなかったとい... -
マイケル・ティルソン・トーマス、復活
2024年10月20日は記憶されるべき日なのかもしれない。なぜなら、マイケル・ティルソン・トーマスが、復活を振ったから。明日、10月23日にもう一度公演が予定されているがもちろん完売。 2021年に進行性の脳腫瘍と診断されてから3年、誰もがティルソン・ト... -
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート2025のプログラムに載った史上初の女性作曲家は
女性やマイノリティを持ち上げることはヨーロッパでは大きなトレンドになっていて、日本だったら、「本当に素晴らしいのであれば、女性やマイノリティは問題ではない」ぐらいの考えが穏当というか、よくある反応ですけれど、ヨーロッパでは、「強引にでも... -
世界のトップ指揮者が選ぶオール・タイム・指揮者ベスト30(BBC)
まあこういうのはですね、そこまで信頼に値しないというか、話を半分ぐらいに減額してですね、なるほどなあ、まあそういう考えもあるよね、と思いながら読むのが正しいです。なぜなら皆の視点は違うし、誰が最高かなんていうのを決めること自体がナンセン... -
エリーナ・ガランチャが来年6月のセビリアのカルメンに出ない理由は
朝からハッとしました。エリーナ・ガランチャがカルメンが出演しない理由はなに。 ダブルブッキング。ギャー!!というか、新聞を読むともう少し事情は込み入っていそうです。スペイン、セビリアのマエストランサ劇場のカルメン、来年の6月の話。劇場が発... -
ロサンゼルス・フィルのオーディションを突破するためのヒント
オーケストラに入りたいという人の数は多い。でも実際に用意される座席は極めてすくない。世界のトップオーケストラともなると、さらにその門は狭きものになる。なぜならうでっこきが、腕自慢が、各地からやってくるからね。 なんとなれば、1つのポジショ... -
キリル・ペトレンコがR.シュトラウスの《ばらの騎士》を振ってミラノ・スカラ座にデビュー
ペトレンコは21世紀のカルロス・クライバーとなりうるか。 いや、そもそもカルロス・クライバーと比較することが間違っているような気もしますけれど、どうなんでしょう。ベルリン・フィルは定期的に指揮しているものの、それ以外の活動はあまり多くないよ...