現在ニューヨーク・フィルの音楽監督を務めていて、2023-24年シーズンで契約が終わるオランダ人指揮者のヤープ・ファン・ツヴェーデンが、2024年1月より韓国、ソウル・フィルの音楽監督になることが決定。
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ソウル・フィルというのは、wikipediaによりますと、第二次世界大戦間もなくの1948年に出来た、ソウルで一番古いオーケストラとのことであります。チョン・ミョンフンが2005年から2015年まで音楽監督を務めたことでも知られていて、そのあと2020年から3年契約でオスモ・ヴァンスカが音楽監督を務めています。で、ヴァンスカは契約を延長しないということが決まっていて、次は誰が、っていうことになっていたところのツヴェーデンであります。
ツヴェーデンはサラリーがなかなか高額なことでも知られていますでしょうか。ちなみにニューヨーク・フィルの監督料は、現在わかっている2018-19シーズンで816,375ドル(当時のレートでだいたい9000万円ぐらい)であります。果たしてソウルとの契約はどれぐらいの金額になったのかも気になるところです。アメリカほど高くはないにしても、安くもないですよねきっと。
ちなみにツヴェーデンが所属する音楽事務所はミヒャエル・レヴィンという人が率いるウィーンの会社で、ほかにアーティストはだれがいはりますのん?って言われたらキリル・ペトレンコとかフィリップ・ジョルダンとかベルトラン・ド・ビリーとかシモーネ・ヤングとか、って言われたら詳しい方にはほーん、って思っていただけるでしょう。巨大事務所ではないが「強そう」なとこ、って覚えていただけたら間違いないです。実際ギャラは高めと聞いたこともあります。
それにしてもニューヨーク・フィルは前の監督だったアラン・ギルバートが都響の首席指揮者のポジションを持っていて、今の監督がソウル・フィルの音楽監督のポジションを持つことになるということで、2代続けてニューヨークの後にアジア方面でポジションを獲得するということになりますねなぜだろうなぜかしら。考えすぎかもしれませんが、ニューヨークの顔はアジアを向いていると言える、かもしれないし、そうも言えないかもしれない。ま、たまたまでしょうね、たまたま。
・・・たまたまなのか?(しつこい)
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