モーツァルトが所有していたヴァイオリン2挺がイタリアツアー中

モーツァルトはピアノが上手だったというイメージですか。しかしヴァイオリンも結構弾けたということがわかっておりまして、なんとなればヴィオラを弾いていたことも。

ヴァイオリンはピアノと違って子供用の楽器というのがありまして、分数楽器とも言いまして、1/4とか1/2とか3/4とかそういう風になんとなくサイズわけがあって、子どもの成長にあわせて徐々におおきくなっていくわけですけれど、モーツァルトの時代にはまだそんな呼び方はなくて、子供用ということでちっさく作られている、ミニミニ氏だったわけです。

ザルツブルクにあるモーツァルトゆかりのモーツァルテウムは、そんなモーツァルトのヴァイオリンを所有していて、今回そのミニ子と普通のサイズの楽器とが、イタリアツアーに持ち出され、人前で実際に演奏されている。ハイライトはバチカンでのコンサート!

ザルツブルク出身のモーツァルトは、14歳のときにイタリアに行っていて、バチカンにも行った。教皇にも謁見をゆるされ、なんと勲章までもらったのである!この時のイタリア旅行の逸話で特に有名なのが、門外不出の複雑な合唱曲を、一回聴いただけで楽譜にしてしまった(2回聴いた説もあり)、というものですね。

そんな大天才モーツァルトが使っていた楽器がバチカンへ行き、演奏されるというのは、ストーリーとしてなかなか強い。「日本人はストーリーで音楽を聴くから・・・」という、ややお決まりのような自虐的な発言を耳にすることがありますけれど、

ストーリーが好きなのは日本人に限らず世界中なんだなって、よく思うのですが、この話もまた、ストーリーが先行するたぐいのものであります。

こうやって話題になって、モーツァルト聴こっか、という人の数が増えることを願うものです。昨日も、藤井聡太さんが出てきて将棋の世界はかわった、というお話をとある方からお聞きして、なるほど、と思ったのです。

話題になること、話題作り、そういうのって大事ですね。話題作りは必ず成功するものでもない、でも、作ろうとしなければそもそも何も起こらぬ。

ビバ行動であります。ビバビバ。

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