ザルツブルク音楽祭、芸術監督のマルクス・ヒンターホイザーが即時辞任

マルクス・ヒンターホイザーと言えばザルツブルク音楽祭の芸術監督を務めていた人、という方が通りがよいでしょうか。実はウストヴォルスカヤとかもガンガン弾くピアニストであり、日本にも来日をしているのですが、私の頭の中では、ザルツブルク音楽祭の芸術監督、というイメージがけっこう濃いめです。

しかし、このところザルツブルク音楽祭であまりうまくいっていないようで、任期を残してやめるようだぞ、というニュースを目にしていましたところ、即時解任、もしくは即時退任、いや、それはお互いの立場からそれぞれ違うようにうつっているのかもしれませんけれど、ともかく、すぐ辞めます、ということで合意されたようで、9月30日までいちおう任期はあるけれど、休職ということになっていて、これは、控えめに言ってわりと幸せではない形での辞任ですかと思われます。「意見の相違と不一致が解消できないため、ザルツブルク音楽祭と芸術監督のマルクス・ヒンターホイザー氏は、即日をもって袂を分かつことになった」。いわゆるタブロイド的なニュースサイトによるとハラスメント(癇癪系)もあったということのようですが、実際のところはもちろん判りません。

音楽祭側は暫定的な芸術監督を探している、ということのようですが、とりあえず今年は全て決まっているからよいとして、来年以降がどうなるか、ということですね。とはいえ、ショーマストゴーオンと言いますか、誰かがやらねばならぬ、そして誰かがやる、ということになるのです。

俺が俺がという方はぜひ名乗りを上げてください、いや、っていうか、だいたいこういうのは一本釣りで、やってよ、やだ、やってよ、やだ、やってよ、いーよーおっけー、みたいな感じで、断られては次へ、断られては再度交渉してとかそういう感じで決まっていくものだと思いますね。人間関係、これこそがこの業界で最も求められるスキルのひとつであり、それは雇う側にせよ、雇われる側にせよ同じ事です。

昔と違う事があるとすれば、かつては芸術さえ凄ければあとはありとあらゆる部分でネジがぶっ飛んでいても大丈夫、みたいな感じでしたけれど(そうではなかったかもしれないけれど)、いまはネットで着火すると炎上するので、そういう感じでの採用は控えられる方向にあるのではないかと思います。

気持ちよく仕事しようぜ!ということですね。それは常々肝に銘じているつもりですが、自分ではわからないこともあるので、ますます肝に銘じなければなりませんね。

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