ロンドンのYCATが今年の新進アーティスト5名を選出

クラシック音楽の世界では有名になっていくためのキャリアアップの手段がいくつかあります。どれが正解というわけではなく、また、特定の何かがすべてというものではありません。キャリアを花咲かせられるかどうかは、まず才能、そして努力(←努力も才能のうちに大分含まれると思っています)、そして最後は運です。

運頼み!と天を仰ぐ人もいるかもしれませんけれど、わりと運の要素も強いです。50%ぐらいといったら言い過ぎでしょうか。多分言い過ぎではないと思います。とはいえ、半分はそうでもないわけだから、その半分、自分でできるかもしれないことはひたすらやる、が、成功への道でありましょうか。

その瞬間は輝いているように見えても、トップに登りつめられるのはほんの一握り、残酷な世界だ!高校野球とかでもそうですよね。地元ですげえ!と言われていた人が甲子園では普通の人に見えることがあり、甲子園で化け物!と言われた人がプロで輝けないこともある。はんたいに、高校時代にはそこまで注目されていなかったが(それでも際立っていたことはまちがいないが)プロの世界で頂点に輝く人もいるかもしれない。ピラミッド構造。

そのピラミッドの頂点を目指す若者たちの次の扉をあけてくれるのが、もっとも見えやすいものがコンクールですが、それ以外にも、YCATとかボルレッティ=ブイトーニとかの財団があって、アメリカにはYCAとかもありますし、あとECHOライジングスターというヨーロッパのホールが協力しあって若者をプロモートする仕組みもありますね。

ロンドンのYCATが、今年の5名の若者を選出したということであります。YCATと検索すると空港に行く横浜の高速バスターミナルがまず出てきますが、安心してほしい。そことは違うから。

ロンドンのYCATは、若者を支援し、プッシュする団体です。わりと古くからあって、1984年設立なのでもう40年以上活動していますね。過去のアーティスト一覧を見ると様々な名前があって、いわゆるトップで活動している人の数はそう多くはないかもしれませんけれど、ボストリッジ、ベルチャQ、ドーリックQ、ティモシー・リダウトなんかの名前がありまして、やはりチェックすべきなんだと思いますね。

今年選ばれたのはこの5名。知ってた、知ってた、という方が居られたら、わたしまけましたわ、って言いますね。

Itamar Carmeli, piano
Willard Carter, cello
Callum McLachlan, piano
Ewan Millar, oboe
Pauline van der Rest, violin

さあ、彼らの今後の活動に注目しようではないですか!

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