どげしたらええだか。
いきなりなまってしまってすいません。私は京都出身のふりをしていますけれど、いや、実際京都市の生まれ育ちですが、伏見区という、いわば洛外の出身であり、かつ両親は鳥取県西部出身という生い立ちですので、時々山陰の言葉もしゃべれます。
ほんで今朝から私は何に驚いているかというと、バレンボイムがパール平和賞を受賞したということ、もちろんそうですが、それに加えて、いまやユーロが166円するという現実に悲観してヒッと声が思わず出たんですよね。賞金10万ユーロは日本円で1660万円。
弊社は来年度の招聘事業に関して一ユーロ170円で試算していて、ハハハ、さすがに170円はありゃんすめえと思っていたところが、どうやら現実が見えてきたということになり、しかも送金レートはもう少し悪いから、170円はおろか、180円でみたほうがええんでは、とぞっとした、というわけです。円安反対!!旅行業者はもう十分すぎるほど儲けているでしょう!!輸入業にも少しはいい思いをさせてくれよ!!
まあそれはここではおいておこう。このパール平和賞とは一体何か。聞いた事がなかったんだけれど、2021年に創設された比較的どころかめちゃくちゃ新しい賞でして、ヨッヘム・OW・パールさんという人の遺志で作られたと。パールさんは何者かというと、農家の息子としてうまれ、旅行代理店として成功した人物だそうです。2018年に脳卒中で亡くなった。世界中をたびするなか、多くの不幸を目にし、その経験から、生涯を通じてよりよい世界のため貢献したいという思いの原動力となった。遺言ですべての財産を財団に遺贈し、世界平和に並外れた貢献をした個人を讃え、支援する賞の作成を指示したということだそうです。
とんでもない人や。
よって、平和のために素晴らしい活動をしている人に毎年賞が贈られると。ウェブサイトもみて、平和の象徴、ハトがモチーフだね。今年はバレンボイムに贈られることになりましたと。パレスチナ人とユダヤ人の若者をユナイトしたウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団(1999- )の存在意義は大きい。極めて大きい。
はやくイスラエル政府の暴虐が止まってほしい。そしてそれが終わっても今度はアラブ側からの報復が起こらないでいてほしい。と考えるのは平和ボケした日本人だけでしょうか。そういうものでもないでしょう。平和は勝ち取らないといけない。バレンボイムは戦ってきた。
我々も、バレンボイムの偉業に敬意を表し、頭を垂れたい。お元気で長生きを!!
コメント
コメント一覧 (1件)
バレンボイムさん、パール平和賞受賞おめでとうございます!
イスラエルの暴走暴虐は留まる所を知りません。
世界中の政府が有効な手を打たない現状で、文化人からの強い平和活動は何よりの支援だと思います。
益々にお元気で長生きを!