2022年– date –
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ジュリアーニのロッシーニアーナ全6曲を一晩で(来年12月)
オフィス山根という名前はどうやって決めたのですか、と聞かれることがあります。お応えします。適当です。終わってしまいました。もう少し詳しく解説いたします。もちろん、しゃれた名前にするのはどうか、ということも一瞬頭をよぎったのですが、しかし... -
ウィーン国立歌劇場は2025年以降音楽監督不在に
恐れながら自分ニュースです。昨日より福島県いわき市におります。なぜならば昨夜いわきアリオスにて開催された「小山実稚恵 ピアノの魅力を語る」において進行役を務めさせていただきました。繰り返します、昨夜いわきアリオスにて開催された「小山実稚恵... -
マネス音楽院の非常勤講師がストライキ中
ニューヨークのマネス音楽院といえば名門中の名門でありまして、ジュリアードやなんかと並ぶほどの知名度を持っておりまして、著名な卒業生は?チョン・ミョンフン、セミヨン・ビシュコフ、マレイ・ペライア、リチャード・グードやビル・エヴァンスもそう... -
ベートーヴェンの弦楽四重奏の自筆譜、所有者のもとに帰る
このたび数奇な運命をたどったのは作曲家だけではなく、作曲家にとっての子供たち、つまり作品なのであります。さらに言えば自筆譜であります。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第13番第4楽章の自筆譜がとても不思議な旅を続けているという話で、しかもなかな... -
メトロポリタン歌劇場がバックステージツアーを約3年ぶりに再会
毎年あっという間に過ぎ去ると噂の12月になり入ったと思ったらもう3日になっていました。ごきげんよう。 そろそろ、今年を振り返って、とか、今年のコンサートベスト10、みたいな企画の記事もちらほらと散見せらるるようになってまいりました。なかなか気... -
パタゴニアに楽器を届けるプロジェクト
パタゴニアでアウトリーチ活動を続けているBBCウェールズ国立交響楽団の首席打楽器奏者、クリス・ストックさんにロイヤル・フィルハーモニック協会からオーケストラ・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤーが授与されました。おめでとうおめでとうおめでとう!... -
ジョン・ノイマイヤーの振り付けた《オテロ》が差別的であると上演中止
300年近いの歴史を持つロイヤル・デンマーク・バレエ団で上演予定だったジョン・ノイマイヤー振り付けの《オテロ》が人種差別的だとして上演が中止になった。 https://www.diapasonmag.fr/a-la-une/juge-raciste-un-ballet-de-john-neumeier-annule-a-cope... -
ミヒャエル・ヘフリガー、ルツェルン音楽祭の監督を辞任
ヘフリガーというと、長年のクラシック音楽ファンの方々にしますと偉大なテノーる歌手ということになりますが、そのヘフリガーはエルンスト・ヘフリガーと言いまして、若干違う。 だが、しかし、もしかして親戚だったり・・・?と思ったあなたは正しい。ミ... -
ウクライナのホロヴィッツ・コンクールがスイスに避難
ホロヴィッツ・コンクールというピアノの国際コンクールがあります。ウクライナやホロヴィッツに関する我々の解像度が上がっている現在、ホロヴィッツがウクライナ人であること、キーウに生まれたことは周知の事実とまでは行かぬまでも、わりとひろく定着... -
一つのオーケストラに在籍した最長記録がギネスに認定される
ほのぼのしたニュースは大好物です。 コロナだ、サッカーだと殺伐としたニュースも続いていますが(負けてめっちゃ落胆した組)、たまにはほのぼのした話もいいよね。っていうかずっとほのぼのでもいいんですけど、ほのぼのが続いたら続いたで、また「退屈... -
ナポリのサンカルロ劇場が「ドン・カルロ」の初日を中止
昨日の環境活動家の話がありましたけれど、彼らの危惧が的中しているというか、環境の変化に伴ってオペラの上演が中止になったというニュース。 https://operawire.com/teatro-san-carlo-cancels-opening-night-of-don-carlo-in-solidarity-with-ischia-tr... -
ハンブルクのエルプフィルにも環境活動家が現れる
ハンブルクのエルプフィルハーモニーという建物自体が、贅沢品と言えば贅沢品です。総工費7億8900万ユーロ(本日のレートで1140億円ぐらい)という、とてつもない金額がかかっているのです。そもそもはその10分の1の予算で建てられることが計画されていた...