1876年にワーグナーに贈られたピアノが修復されバイロイトに帰還

1876年は何の年?はい!第一回バイロイト音楽祭が開催された年!!最もチケット購入が困難な音楽祭と言われていた栄えある音楽祭ですね。ネット予約が始まったときも行列がすごくて(たしかバーチャル行列に並ばないといけなくて、あなたはいま行列の何人目とかそういう仕組みだったかと)、というような話もありました。

いまはそこまで難しくはないようですけれども、それでも、クラシック音楽におけるもっとも重要な音楽祭の一つとして認知されていますね。実は第一回目は大赤字で(ワーグナーあるある)、第二回が開催されるまで数年を要しているので、150年=150回目ではないことはお気を付け頂けましたらと存じます。

この第一回目を記念してニューヨーク・スタインウェイからワーグナーに贈られたピアノなるものがバイロイトのヴァンフリート館(ワーグナーのおうち)にあるのですね。知りませんでした。なんでニューヨークなんですかね。おもしろいですね。ワーグナーをアメリカに呼ぼうとしていた、みたいなことがあるからです、1876年はアメリカ建国100年という年でもありました、とチャッピーは言っています。

Festgruss aus Steinway Hall
an
Richard Wagner
Steinway & Sons New York 1876.
Opus 34304

と鍵盤の蓋に書かれていまして、「スタインウェイホールからの祝賀、リヒャルト・ワーグナーに、スタインウェイ&サンズ ニューヨーク、1876年 製造番号34304」

という感じになります。fsに見えるがß=ssエスツェットだそうです。実際にどういう音がするのかはここにあります。

数ヶ月かけてベルギーで修復された、と書いてありまして、これはクリス・マーネかと思いましたところやはりマーネでした。存在感高いですね、クリス・マーネ。

修復にかかった費用は4万1000ユーロだそうです(750万円ぐらい)。なかなかお高いがしっかりやればそれぐらいはかかりそうという気もいたします。

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