イギリス– tag –
-
クラシック音楽に足りないのは(求められるのは)ワクワク感である
何を言うてんのや、と言われるかもしれません。クラシック音楽は静かに座って聴くもので、派手にワーキャーと騒ぐようなものではない!不謹慎だ!という声も聞こえてくるようだ。 でも待って。じゃあみなさんは何を求めてコンサートに行くのですか。非日常... -
浦和レッズの暴力行為、指揮者の暴力行為
浦和レッズのサポーターは昔から過激だということで知られていましたが、度を超した暴力騒ぎによって無期限入場禁止の処分が下されました。そして今朝、イギリスの老大家、指揮者サー・エリオット・ガーディナーが先日フランスで起こした暴力事件(舞台袖... -
オーケストラのコンサートが聴きたい人の割合:84%
ロンドンのオーケストラの調査によると84%がオーケストラを聴きたいと思っているそうです。ソースはロイヤル・フィル。 ロイヤル・フィルは毎年いろいろ調査をしていて、そしてそれを公表していてとても面白い。この調査は純粋に調査のためにやっているの... -
チェルニーが世界を幸せにした日
世界陸上、見てますか!!熱中する息子に引っ張られてちらちらと横目で見ています。昨日はガーディナーという人が残念でした。そしてチェルニーと言う人が世界を幸せな気持ちにしました。 今日はいい話と良くない話がある、どっちから聞きたい? ガーディ... -
弦楽四重奏団やアンサンブルの「名前」問題
いま若いアーティストたちがアンサンブルの名前をつけようとなると苦労する、という話は時々しているように思うんですが、なんでかっていうと単純で、もう使われてしまっている名前が多いから。 そして今後、使用済みの名前は増える一方。仮にその名前の先... -
ヘンデルが30年以上住んでいた自宅を訪問からの、ロンドンにお別れ、ザルツブルクへ
今日もヨーロッパにいます。何食わぬ顔をしていつものようなニュース物を書いてもいいのですが、せっかくなんで、この3日の滞在で感じていることをうだうだと書いてみようかと思います。なお私はいまロンドンから南に30kmぐらいのところにあるガトウィック... -
ロンドンとBBCプロムス、初体験日記
昨日はベルギーのブルージュにいたわけですが、ベルギー滞在は24時間を切る感じで、今朝は早くからロンドンへと移動しました。生まれて初めてイギリスに足を踏み入れました。本当ですか。本当です。 そして、後悔しています。どうしてもっと早く来なかった... -
【マニアな方向けのニュース】ハイペリオンが昨日からストリーミングサービスを開始
マニアックな方々向けの話題でごめん。ハイペリオンHyperionっていうイギリスの録音レーベルがあります。地味なカバーのCDを作り続けていてっていうと失礼なんですけれど、よく言えば頑固一徹、はやり廃りには乗らず我が道を行く系の、確固たる信念を持っ... -
ヨーロッパ室内管の首席ファゴット奏者に小山莉絵
日本人だから、やはり日本人が活躍されるのを見るのはとても喜ばしいことです。その最強の例が大谷翔平さんでしょうか。あまりに強烈すぎてただただ「凄い」、としか言えないっすね。 もちろんスポーツの世界だけでなく様々なジャンルで活躍されている日本... -
ロンドンの超高級住宅地にあるサー・ゲオルク・ショルティ邸が売却へ。31億円。
ハンガリー出身のゲオルク・ショルティという伝説的指揮者、「絶叫する頭蓋骨」(短期で有名だったんでこういうあだ名が付いていたんすよ)が亡くなったのは1997年のこと。そして妻のヴァレリーが亡くなったのは一昨年のこと。娘さんが二人おられたんだっ... -
グラインドボーンでオペラ上演を環境活動家が妨害
グラインドボーンというのはイギリスのロンドンではなくて、ちょっと離れた場所にあり、そこはロンドンのロイヤル・オペラとは違うオペラハウスがありまして、わりと着飾って(頑張って)オペラを観に行くというような場所、という理解でおります。私はそ... -
サー・サイモン・ラトルの胸像がロンドンでまもなくお披露目。今シーズンで退任するロンドン響の最後の公演の直前に。似ている?似ていない?
サー・サイモン・ラトルはベルリン・フィルの指揮者(首席指揮者兼芸術監督)を16年にわたって務めた人物であります。アバドの後は誰が?まさかラトルが!というサプライズ人事で世の中がアッと驚いたわけです。 そしてベルリン・フィルを2018年で辞任する...