ウィーン交響楽団の第一コンサートマスターにフランス出身のヴァイオリニスト、モハメド・イベールが選出され、おととい11月4日に着任しました。1995年生まれなので30歳か31歳です。
モハメド・イベールはフランスのパリ近郊出身。ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団に15歳から在籍し、コンサートマスターも務めた、ということなので、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして活躍するヤメン・サーディと共通の経歴の持ち主です。
ウェスト=イースタン・ディヴァン管はもともとイスラエルとアラブ諸国の若者を、音楽を通じてつなげる、という理念のもと作られており、現在は中東、北アフリカ、スペインのいずれかの国にルーツを持つことがメンバーになる条件。
イベールは7歳からヴァイオリンを始めたということなのでわりと遅めです。しかし兄がヴァイオリン教室に通っていたとありますので、音楽には小さい頃から触れていたことが想像されます。2010年、バレンボイムに招かれてウェスト=イースタン・ディヴァン管に入団し、、2019年からコンサートマスター。
アンネ=ゾフィー・ムター財団の元奨学生でもあり、ムターが率いるヴィルトゥオージ・アンサンブルでもコンサートマスターを務めたほか、ミュンヘン・フィル、パリ管、ウィーン響にもゲスト・コンサートマスターとして客演していたということなので、もともとウィーン響とのつながりもあった。
なお、イベールという名字ですけれど、フランス近代の作曲家ジャック・イベールという有名人がいるので、もしかしてご関係が?と思われたかもしれませんけれど、作曲家はIbertでこちらはHiberなので、スペルが違いますね。斉藤さんなの?いいえ斎藤さんです。そういう感じでしょうか。武田さん・・・でしたか?いえ、竹田です。
ご活躍を!


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