プロヴァンスのブーレーズ邸が売りに出される。190㎡、0.5ヘクタール、110万ユーロ

ブーレーズの邸宅が売りに出されている、とディアパソン誌に書かれていました。実際の不動産のページはこちら。説明に加えて写真も大量にあります。

ピエール・ブーレーズは晩年バーデン=バーデンに住んでいたと記憶していましたが、プロヴァンスにもおうちがあったのですね。あっても全然おかしくないですね。

1979年に完成した注文建築。使われなくなった古い採石場のなかに建てられていて、外からはほとんど見えない、岩肌と一体化するように設計されていて、ブーレーズは都会を離れ、この場所で作曲、読書、思索にふけった、と紹介されています。メインの建物とは別に35㎡の別邸があって、そこにも寝室、キッチン、ダイニング、シャワー室があるそうです。お友達が泊まりに来ても大丈夫!ということですねきっと。

販売価格は110万ユーロとありまして、日本円にして2億弱ということになります。敷地面積はなんと5000㎡、0.5ヘクタールもあります。おうちの床面積は190㎡、なかなかゆったりしていてすばらしい。というか土地が0.5ヘクタールてすんごいでかい。それだけ周りから隔絶されていて、静かに暮らせたのでしょう。

写真がいっぱいここに掲載されていて、なんかこう、20世紀後半のモダンな建築というか、内装もそういう感じがして、うーむ、壁に貼られた巨大な顔に見つめられたら怖いな。バスタブはこれステンレス?熱くない?奇抜なベッドだな、うちの子たちが飛び乗ってぴょんぴょん跳ねたら折れないかなこれ。

無駄に想像力をたくましくしてしまう。それが不動産のページの落とし穴だ。自分が住むわけでも見にいくわけでもないのに、大変危険なことだ!

というか、こんだけ素晴らしい建物なのだから、ミュージアムにしてしまうのもありではないか、などともふと思いますけれど、ブーレーズがどれほどすごい存在か、我々が思っていても世間一般的には「はあどなたでっしゃろ、ぶぶ漬けでも食べていかはったらどないです?」という感じなのかもしれず、なかなか、ですね。なかなか。

でも掲載されるのもいまだけのような気がしますから、ブーレーズという名前はかろうじて知っている、というような方はチラチラとご覧になると興味深いのではないかと思いますね。

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